giroflex 44 Deskchair

ミッドセンチュリー期のジロフレックスと言えば、背がウッドで出来た83ブラサが有名ですね。皆さんもどこかで見かけた事があると思います。 ジロフレックスは、1870年から創業して以来一貫してエルゴノミックを研究し、その研究をデザインやプロダクトに還元して世界の信頼を勝ち得た企業です。 こちらは、ジロフレックス44（フォティーフォー）。現在の日本総代理店が出来る以前にイトーキがライセンス販売を行っていた際のプロダクト。 ジロフレックス44で検索すると、ポストモダンのようなチェアがたくさん見られるかと思いますが、この台形で逆三角形型は珍しいのが良くお分かりいただけると思います。

オーガニックデザインと近未来を感じさせる後ろ姿

>>この商品の詳細を確認する この当時は、シートやアームなど細かくパーツ毎に選択し、一つのチェアにする事が出来たそうです。その為様々なデザインがあるのもうなずけます。 特に背面は非常にユニークで近未来さを感じさせるデザイン。デザインだけでなく機能性も優れているので、他のデスクチェアにはあまり感じられないオリジナリティが含まれています。 アームデザインも従来のデスクチェアにはあまり見られない前下がりなデザイン。スマートでリラックスし過ぎない所が良いテイスト。 ファブリックも少し不思議な魅力がある生地。小さな白い点が散りばめられたようなおしゃれで渋いシート。 キャスターベースは、現代と大きく変わらずコンパクトでスマートさを基に、リクライニングやリクライニング位置の固定、リクライニングの強弱が可能。昇降はガス圧によるスムーズな心地よさ。 ファッションやアパレルは、トレンドが繰り返すと言われていますが、家具もファッションなどに比べるとスパンは長いもののそういった流れはあると思います。 当時からみた近未来は、現在とはかけ離れているからこそ不思議な魅力や改めて新鮮に感性を刺激してくれるデザインではないでしょうか。 やや古いモデルとなりますが、昇降や機能には問題ありませんのでその点は安心していただけるアイテム。ファブリックやウレタンクッションにも劣化や分解は見られませんのでまだまだご使用いただけるコンディションです。デスクチェアをご検討されている方は、多くの選択肢があると思いますが、ジロフレックス44も是非ご検討くださいませ。