Japan Vintage
Unit shelf
ユニットシェルフといえば、その人気の高さと流通量の多さから無印良品のアレが一番に思い浮かんでしまうのがリユース業界で働く者の性でしょうか。
組み替えが簡単でスペースを無駄なく使える。オプションも豊富でとにかく便利な無印良品の代表的プロダクト。
ただ、メタリックな帆立がお部屋のテイストによっては浮いてしまいがちですよね。
ユニットシェルフ特有の利便性と納得のゆくデザインの両方を求める、私や貴方にピッタリのシェルフがこちらです。
こんなのが欲しかったんだ!
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ローズウッドの木目が美しい、日本の古いユニットシェルフ。
情報が無くブランドや正確な製造年も不明ですが、使われている材や金具から50年以上は経過しているものと思われます。
にも関わらず、組み立ての際に棚やキャビネットがピッタリ嵌まる狂いの無い精巧な造りからはジャパンメイドの香りがプンプンします。
赤みがかったきめ細やかな美しい表情を見せる銘木ローズウッドは、高い耐朽性を持っており、経年による劣化がしにくい材。
磨く事で輝きを取り戻す為、ビンテージの家具として出てくるローズウッドを用いた製品はどれも古臭さは感じられず、むしろ深く色付いた木色は特有の趣きを感じさせます。
ワシントン条約により絶滅危惧種指定された事により、ローズウッド材を用いて作られた家具は1992年の規制以前に作られたものしか、手に入れることは出来ません。
植林は進んでいるものの、安定した供給を再開出来るのは数十年、下手すると数百年掛かるかもしれず、それだけにローズウッドの価値はますます高まってきています。
今回入荷したものは、扉付き収納×2、引出し収納、レコードラック、棚板2枚のセット。
3枚の帆立に対して好きな位置にキャビネットや棚を引っ掛ける事で、用途に合わせた使い方が出来ます。
レコードラックを活かしオーディオラックとして。
棚板を70cm程度の高さに設置し、簡易的なデスクとして。
目線に棚を持ってきてディスプレイラックとして。
目的に合わせて自由に使える、ビンテージアイテムとは思えぬ利便性。加えて、パーツ全体が木製というインテリアコーディネートのし易さ。
これぞまさしく、我らが求めていたユニットシェルフ。
日本のビンテージ品ながら、北欧のエッセンスも含んだデザインは、和の器からガラスもの、北欧食器、ビンテージ雑貨まで幅広いアイテムとの相性が良く、何を飾っても雰囲気の良さを底上げしてくれる魅力があります。
組み立ては棚やキャビネットに備わっているハンガーを帆立の溝に引っ掛けるだけの簡単な仕様。
下から順にパーツを組んでいくのですが、各パーツはピッタリハマる為、完成後に一部分だけパーツの位置調整する事が出来ません。予め完成した姿をイメージしておく事が大事となります。
完成後は自立しますが構造上多少の横揺れはあるので心配な方は転倒防止金具等で帆立を固定するのが良いかも知れません。
また、チェストに関しては残念ながらハンガー部分が欠損している為、床に置いて使って頂く事となります。
少々難点はありますが、これもビンテージアイテムの良きところ。想像した通りに組み上げられた後の満足感はより増します。
用途に合わせた使い方ができる為、お引越しや模様替えにも柔軟に対応可能。
使い込まれたローズウッドの質感と落ち着いた色合いは、すぐにお部屋に馴染んでくれることでしょう。
温かみのある木製帆立とローズウッドを使用した素敵なビンテージユニットシェルフのご紹介でした。