Japan Vintage
Cabinet
名もないビンテージやアンティーク。
それらは時に名作に引けを取らない程の魅力を放ちます。
現行家具にない不思議な仕様や補修跡。
どこでどのように使われてきたのか、目に見えない箇所もビンテージの魅力でもあります。
無骨な素朴さ
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今回ご紹介させて頂くのはジャパンビンテージのガラスキャビネット。
どこか不思議な雰囲気を纏ったユニークなビンテージアイテムです。

木材とステンレス、ガラスの組み合わせがちぐはぐでレトロな印象。
前面の角を縁取る様に配置されたステンレスのフレームの存在感も特徴的です。
良く見てみるとこの箇所は後付けではなく元々の仕様のよう。
何故この箇所をカバーする必要があったのか。
想像の膨らむ面白いディティールです。

背板以外は全てガラス。
光を取り込み収納物を良く見せてくれます。
各棚板は移動できそうな雰囲気ですが固定されています。
棚板に溝の痕があったりと、元の姿を想像できる箇所でもあります。

抽斗内部も魅力的。
右手側のみ細かく仕切られています。
何を収納する為の仕様だったのか。
見た目のちぐはぐさとは相反するきっちりとした造りもこのキャビネットの特徴です。

名もないビンテージやアンティーク。
当時の用途は不明ですが今の方法で使い続けるというのもビンテージが残り続ける理由になるはず。
無骨なのか素朴なのか。
雰囲気のある逸品です。
