JIELDE 1240 FLOOR LAMP
お気に入りのアイテムを探す中で、自分が今まで買ったアイテムにどんな共通点があるのかふと考えてみました。 一人暮らしで、それほど広い部屋ではないため大き過ぎるアイテムは中々に難しい。 そうなってくると必然的に小さなガラス小物や、置くスペース以上のメリットがある機能的なアイテムというカテゴリーで探すことになるわけです。 場所をとる以上の価値。好みによってその幅は変わるものの、大多数の人が同じことを考えるのではないでしょうか。 さて今回のアイテムはそういった多くのハードルを越えて愛されてきた「定番」。 宜しければご一緒にその魅力を感じてみましょう。ありそうでない、自由自在なフロアライト
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実生活の中で素敵なデザインのものを楽しむ時に気になるのは、どの程度ラフに使えるか、という点。
例えば食器。飾って眺めたり、とっておきのリラックスタイムに使うというものでなければ、毎度そっと取り扱わないといけないというのは中々にしんどいもの。
特にわんぱく盛りのお子さんがいたりすると、まず安心して使えるものという思考になるのは仕方のないところ。パパママは大変です。
照明だとその点ペンダントライトは普段手に触れる場所に無いので色々と楽しめそうですね。
お部屋に雰囲気を求めると次に欲しくなるスタンドライトやフロアライトは、よりパーソナルで手が触れる事が多い分タフネスが欲しくなるところ。
特に照明は接触が悪いとちらつきというストレスに繋がりやすい分、ヘビーデューティー(Heavy Duty=耐久性がある)ということが大切です。
時は遡って1950年、フランスの自動車整備工であったジェルデ創業者 ジャン・ルイ・ドメックは作業に使う照明に不満を持っていました。彼は整備に使う照明の頻繁な断線に困っていたのです。
安全が前提の自動車の整備は、それこそてっぺんから裏側まで万遍なくチェックしなければいけません。ボディに覆われた底ならしっかり見るため明かりは必須。
ですが手もとを照らして欲しい照明が、使えば使うごとに断線してしまう。それは想像するに凄まじいストレスです。
現代であればパソコンの作業において、エンターキーが浮いたり、配列が特殊なキーボードを使っているかのようです。
それを自身で解決するために開発したのが、独自機構であるジョイント。
自由に動かすために、必要な関節部が「折り曲がる」という特殊な動き。通常ならば内部の配線はねじれ、引っ張られる事でその寿命を減らします。
ですがドメックが開発したジョイントはリング式。折りたたむ角度によらず一定の接点を持つ銅のリングが仕込まれる事で、配線がダメージを受けるという可能性を減らしたのです。
それがどれほど画期的であったかは、発明から70年以上経った今でも愛されているという事実が証明してくれています。
時は戻って現代。照らす場所を自由に変化させるフロアライトというのは今においてもそれほど多くはありません。
光源というおもりが先端についていることで、重量バランスは繊細に。おもりを引っ張り上げるために機構が付けば見た目はゴチャっとしてきます。
その点、ジェルデは可動式であるにも関わらず構造がシンプル。ハンドルが付いたシェードは360度回転するので、上方にも側面にも思いの通りに光を投げかける事が出来るユーティリティまで付いてきます。
問題解決のために研ぎ澄まされた機能が美しさを獲得するという、世界を問わない用の美を実感させる1台。
そこにあるだけでも雰囲気があって、ちょっと気取った読書灯としても。
光の陰影が大切だと実感した大人の照明としても、ジグザグのフレームラインすらデザインとして取り入れるプロフェッショナル向けの照明だって。
全てを可能にしてくれるのは、邪魔を削ぎ落した機能。
インダストリアルという言葉の裏側にある「信頼」をその姿で表現する、素敵なフロアライトのご紹介でした。































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