CIBONE
FLAT TABLE “raftered”
個体?液体?ハッキリとしない実体を持つ不思議なテーブル。
その答えとは!!?
本日ご紹介する” シボネ / CIBONE ” の『 FLAT TABLE “raftered” 』は、その相反する二つの要素を見事に融合させた、唯一無二の世界観を持つアイテムです。
個体?液体?
自由な発想で提案する大人のライフエディトリアルショップ” シボネ / CIBONE ” 。
ヨーロッパを始めとする国内外の人気デザイナーやブランドのコレクションをセレクトし、ずっと愛でることができるアイテムを東京から世界へ拡げる人気のショップです。
こちらはスキーマ建築計画主宰の長坂常氏が行っていた" FLAT-Project "を基に、同氏との協働で2009年に発表した『 FLAT TABLE “raftered” 』。
2022年に新たなカラーバリエーションで復刻されておりますが、こちらは復刻前の初期モデルと思われる貴重な逸品です。
なんでも、同シリーズは長坂氏が小学校時代の図工の授業で、「色水が深いと濃い色に見え、浅いと下が透ける」という発見をきっかけに実験的に行ったプロジェクトから始まったんだとか。
" FLAT-Project "と呼ばれたその実験は、顔料を混ぜたエポキシ樹脂を凸凹がある床に流すことにより、透明度の濃淡を生み出した床を誕生させました。
凹凸のあるアンティークテーブル等にその実験的な手法を応用する事よって、量産可能な現在のフラットテーブルを生み出しました。
こちらのテーブルもその手法を使って製作されているというわけですね。
どれどれ、天板を見てみましょうか。
ん?よく見ると薄っすらと杢目が浮かび上がっている部分がありますね。
実はこの天板、厚みの異なる積層角材をランダムに並べることで凹凸を生み出しているんです。
そこに流し込まれたエポキシ樹脂は、美しい濃淡のあるボーダー状の模様を生み出しますね。
場所によって杢目が濃く、薄く浮かび上がったボーダー模様。綺麗だなぁ。。。
この天板のエポキシ加工はペインターなかむらしゅうへいが自ら仕上げているんだとか。
同じ工程で制作されていますが、個体によって様々な表情に仕上がるので、全て一点物のアートピースの様な表情を見せてくれるのも魅力のひとつですね。
さて、『 FLAT TABLE “raftered” 』ダイニングテーブルはいかがだったでしょうか?
固体・液体という相反するモノが生み出した絶妙なバランス。
そのデザイン性の高さは、唯一無二の世界観を確立していますね。
ダイニングテーブルとしては勿論ですが、ショップ什器にもおすすめの一点。
是非、この機会にご検討下さいませ!