CONRAD LEACH
Bignonia
本日は、画面を引き締めるライトブルー色インクに鮮やかな色合いが差し色になり、フラットな色彩構成の中にモチーフの圧倒的な存在感を引き立たせるダイナミックなアート表現、イギリスのポップアーティスト" コンラッド リーチ CONRAD LEACH "のシルクスクリーン作品『 Bignonia (ツリガネカズラ) 』のご紹介♪
英国ロンドンのポップカルチャーを代表する現代アーティスト
イギリスのポップアーティスト" コンラッド リーチ CONRAD LEACH "は、雑誌「HUgE」(2005年8月号)の表紙を鮮烈に飾り話題となった初期のジミーヘンドリックス等の世界の著名人のポートレート作品から、躍動感溢れるモーターサイクルレースのモチーフにした新シリーズに至るまで、独自の世界観と色彩感覚により生み出されるポップアートの数々は、現代美術の盛んな本土イギリスは勿論、日本のアートファン・コレクターからも高く評価され、世界の注目を集めています。
こちらは同氏のフラワーシリーズのシルクスクリーンになります。過去にインプションでも人物のポートレート作品は度々入荷しておりますが、フラワーシリーズは中古市場でも流通が少なく、珍しいアイテムとなります。
また同氏の作品は額装されたものは屡々入荷しておりましたが、今回は油絵等でも使用される木枠に直接張られた物となり、キャンバスに刷られた比較的珍しいお品物です。紙とは異なるキャンバスならではの凹凸のある質感が、物としての存在感をより高めています。
昔は絵画は額縁に入れる事が常識で、コンペティション等の募集も額装されていないものは、申し込みも出来ませんでしたが、近年は美術館やアートギャラリーでも、額縁ではなく、側面まで絵柄を見せる展示方法がトレンドのひとつとなり、北欧のファブリックボードが起源とされています。お部屋やショップのインテリアとしても気兼ねなく取り入れる事が容易です。
ツリガネカズラの花言葉は「濃厚な愛」、「私を見て」。北アメリカ東部に自生している蔓性低木で、ラッパのような花を花がカレーのような香りがする事から別名カレーバイン、カレーカズラの別名と呼ばれています。下向きに垂れ下がった長い釣鐘状の花びらが特徴的。初夏に多数咲かせます。
長いラッパの様なフォルムが、スクエアサイズの背景に対して、斜めに画面いっぱいに描かれ、全体にリズムを生み出しています。また植物特有の曲線やライトピンク等の暖色が、フラットな寒色の背景に対して、コントラストと立体感を演出しています。
インプションでは主にデザイナーズ家具やアンティークを多く入荷致しますが、たまにご縁あって入荷出来るアート作品やシルクスクリーンもお客様から好評です! またコンラッド・リーチのシルクスクリーンはお買取り対象商品となりますので、お見積りご検討の方も是非ご連絡下さいませ。