Kultakeskus OY
Pomona Necklace
ネイティブアメリカンのいわゆるインディアンジュエリーが好きだったこともあり、アクセサリーはゴールドではなくもっぱらシルバー派です。
と言っても普段はあまりつけません。仕事柄、家具を動かしたりクリーニングすることが多く、身につけているとちょっぴり不便なのです。
だからこそ、お休みの日や冠婚葬祭などの特別なときにつける慣れないアクセサリーにはなんだかそわそわしちゃいます。
自然の息吹を身につける
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撮影の時にこのペンダントネックレスを着用してみた時もそうでした。
もちろん自分のものではないという緊張感も含めて、首元で揺れるこのチャームが希少性の高いアイテムだと思うとなお増すドキドキ。
正直、Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)がアクセサリーのデザインも手掛けていたとは知りませんでした。
iittala(イッタラ)のウルティマツーレをはじめとしたガラス作品のイメージが強いという方もきっと多いでしょう。
でも、さすがは自然を愛したタピオ。フィンランドの大自然からインスピレーションを得たデザインの投影は、ガラスだけに留まりません。
木もプラスチックも、そして金属も。あらゆる素材に自然の息吹を吹き込んだ彼は、いつしか「フィンランドのレオナルド・ダ・ヴィンチ」と呼ばれるようになったそうです。
そんなタピオが、ある宝石商のために1975年にデザインしたという「ポモナ | Pomona」。
ローマ神話に登場する果物の栽培を司る女神の名を冠したこのペンダントトップは、ユニークでどこかキャッチーなフォルムが印象的です。
凸凹とつるつるの異なる2つの質感と中央で揺れる振り子のような球体。見れば見るほど心引きつけられる不思議な魅惑があります。
実は、ペアという別名で呼ばれるこのペンダントトップのモチーフは洋梨。確かに果実と種のようで、しかも相当なみずみずしさを感じるのはスターリングシルバーの素材が生かされている証でしょう。
チャームの大きさは幅約4.5cm、高さ約4cm。しっかりと存在感をもちながら、ファッションのテイストを選ばず溶け込んでくれるポモナ。
これからの季節にはタートルネックの上から着けるだけのシンプルコーディネートなんていかがでしょうか。
きっと、明るい色味にもモノトーンにも映えしっかりとアクセントになってくれるはず。
日常で身につける楽しみも特別なときにだけ着用するふわふわとした緊張感もどちらも楽しみたくなる、アーティスティックなアクセサリーです。