CLARIN
FOLDING CHAIR with ARM
今でもアメリカの70年代~90年代の映画でよく目にする機会が多い「CLARIN クラリン」社のフォールディングチェア。
1925年にアメリカで初めて製造されたスチール製のフォールディングチェアで、100年近く経つ現在でもこの形はほとんど変わっていません。
日本で言うとこの、’’パイプ椅子’’がアメリカでは同社のフォールディングチェアとなり、アメリカのパブリックスペースでは当たり前の存在となっています。
即席ではなく特等席
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日本では恵比寿に拠点を構える「P.F.S パシフィック・ファニチャー・サービス」がアジア輸入総代理店となっています。
あまり知られていないかもしれませんが、アームが付いたものでファブリック仕様のものはP.F.Sの別注モデル。
クラリンと聞くと、真っ先にこのフォールディングチェアを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
アメリカ本国のみならず、日本でも高い認知度を誇る。そんなアイコニックな椅子ですね。
”ダブルロールドスチール”と呼ばれるスチールの両端を丸めたフレームをX字に組むことにより、他の折りたたみ椅子にはない柔軟性と耐久性があります。
また、平行でない地面でも体重をかけた際には4本脚すべてが地面に接地する構造になっていて、安定した座り心地を実現。
さらに座と背もたれにはウレタンが敷き詰められていて、柔らかなクッション性。
長時間の着座でも疲れにくい為、デスクワークやダイニングなど使い方はシーンを問いません。
折り畳んだ際の奥行は8cmとかなりコンパクト。来客時などにさっと広げて活躍してくれます。
畳んだ姿も様になりますが、日常的に使って頂くと油が固着せず、より永くお使い頂けます。
こちらは2023年より仕様変更がされアーム部が長くなり、折り畳むことが可能に。アームを持ち上げて支柱を前方に倒すだけで操作は簡単です。
大きな変更ではありませんがこういったディテールに拘りを感じられます。
個人的に折り畳み椅子に対して抱いていた’’低コストの量産品’’というイメージが覆った一脚です。
ここまで機能が充実した折り畳みの椅子はそんなに多くないのではないでしょうか。
一度でもお使い頂ければクラリンのフォールディングチェアは単なる’’即席’’ではなくきっと’’特等席’’になるはずです。