CUERO BKF Chair
こんにちは。タロウです。 ”一流は一流を知る”最近好きな諺です。何か物を選ぶ時や場所を選ぶ際に、値段が安い方という選択肢を取る事を辞めました。 昔、尊敬している先輩に頂いた言葉です。 引っ越しも完了し、家具探しに勤しむ毎日ですが、名作と言われるような家具を無理してでも買いたい、知りたい。 本日ご紹介するのは紛れもなく”名作”。 是非最後までお付き合い下さい。名作椅子入りました。
>>この商品の詳細を確認する 本日ご紹介するのは“バタフライチェア”の愛称でも知られる「BKFチェア」ル・コルビュジエの下で働いた経験を持つ、アントニオ・ボネット、フアン・クルチャン、ホルヘ・フェラーリ=ハードイの3人のアルゼンチン人デザイナーによってデザインされ、それぞれの頭文字をとってBKFチェアと名づけられました。
1938年に誕生したバタフライチェアは1950年代から60年代にかけて特に若者たちに支持され約500万脚製造されました。その人気はあのイームズ夫妻にも勝るとも劣らないものとも言われています。 50年代にはアメリカのknoll社が製造していた事も有名ですが(昨年、knoll社でも復刻しましたね!)、このバタフライチェアは一社によって独占的に製造されるというよりは、各地の製造者によって生産された椅子。 ヒッピーたちに愛用された1960~70年代を経て、やがて大量生産されるようになると、安価な値段で入手できるようになり、 一般家庭のティーンエイジャー向けの椅子としての需要も高まりました。 しかし、その後は流行が終焉し、中古市場でキャンバス製のものが有り余るほどに流通したこともあり、80〜90年代になると生産自体が中止になってしまいました。。 しかし2000年代に入り、アルゼンチンから遠く離れた スウェーデンの CUERO 社がBKF チェアの再生産を始めます。 かつてとは違って、今度はキャンバスではなく、イタリアから取り寄せた最高品質のレザーでこのBKFチェアを生産し、復活後の BKF チェアは発売後すぐに大成功をおさめました。