Carl Hansen & Son
CH24
トップクラスの名作チェアであるYチェアbyウェグナー。
デザイナーズに興味を持ち始めると、必ず通る道のため、あえて選択肢から外すこともしばしば。
今回は、そんなYチェアもまた違った見方ができるかもしれない、誕生のルーツに触れるブログです。
ルーツはアジア、日本の家庭にもバッチリ

Hans J. Wegner(ハンス・J・ウェグナー )がデザインを手掛けた言わずと知れた銘品“Yチェア”。
デンマークのCarlHansen&Son(カールハンセン&サン)社のために氏が1950年にデザインしたものです。

Yチェアの製作にあたって、ウェグナーがインスピレーションを受けたのは、中国・明代の『クァン・イ』と呼ばれる椅子。
本で見つけたそうです。
私、高校時代は世界史ではなく日本史を選択しておりましたがために、お恥ずかしながら「明代」といわれるとよく分からないのですが、Googleで調べましたところ、14~17世紀頃の王朝だとのことです。
17世紀に、漢民族統治の明が滅亡し、満州族統治の「清」の時代が始まります。
日清戦争(1894)は日本史でも扱っておりましたトピックでしたので、それの数世紀前、『明代』。の椅子。
少しイメージが湧いてきました。
(長々と中国史失礼いたしました。)

Yチェアというと“The・デザイナーズチェア”、“The・モダン”といったイメージがありますので、まさか14世紀の中国にルーツがあったというのは驚きです。
Yチェアの祖先、『クァン・イ』。
実際にその資料にあたってみると、なんとそれは、背もたれとアームが美しく曲線を描きながら連結する、これまたなんとも耽美な椅子なのでございました。
20世紀に発起するモダニズムやデザインといった概念が生まれる前から、中国はモダン(的)な椅子を発明していたのです!
恐るべし!!

そういった観点を持って、Yチェアを眺めてみると、自分とは縁遠い高嶺の花、ということも見方も薄れてくる気がするのです。
ペーパーコードも紙なわけですから、紙文化大国ジャパンに生まれし我々、親近感。
綺麗に編み上げられた様は藁葺きなども想起させます。

今回何が伝えたかったかと申しますと、Yチェア、ちょびっと敷居の高いものかという印象抱く方も多いかもしれませんが、ルーツはアジア。そしてプリミティブなものなので、日本に在住する我々のリビングにとっても親和性はもちろん良いということなのです。
(余談かもしれませんが、今回のブラックなんかはアフリカのアイテムとも大変相性がよさそうに思いました!和、洋、中国、アフリカと、なんでも合う)
是非、YチェアことCH24、チャレンジしてみてください!































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