Karl Andersson & soner
Oresund series Cabinet
1898年からあるスウェーデンのファニチャーメーカー カールアンダーソン&ソナー Karl Andersson & soner。数々のプロダクトデザイナーと協力し、北欧モダンのリーディングカンパニーとして知られています。今回は巨匠ボーエ・モーエンセンデザインのシンプルなキャビネット。上段がブックケースと下段がキャビネットタイプの収納となります。
デザインはフレキシブルで、雑多に収納しても自然と洗練されたディスプレイに見せるキャビネットとなります。
収納が洗練されていくブックシェルフ
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実は一番簡単そうで難しいのが収納ですね。見えない所にしまうと使いにくく、乱雑になりがち。でも見えるところに収納するとなると来客時に慌ててしまうなんてことありますよね。
モーエンセンのシェルフは、そんな悩みさえも大きく包み込んでくれるキャビネットです。是非ご覧ください。
一見、シンプルで変哲もないシェルフのように見えますが、その収納力は相当なものだとわかります。可動棚は、すべて高さの調整でどのような本や雑誌でも収まるように計算されています。
棚板も北欧伝統の棚受けにより、見た目よりも耐荷重が大きく棚が変形しないようにも気を配られた造り。正確な耐荷重はわかりかねますが、本や雑誌だけでなくCDやレコードなども映えるシェルフです。
オーク材の突板によるシェルフとなりますが、要所要所はしっかりと無垢材が使われております。特に下段キャビネット側板の接地面はわかりやすく堅牢に造られています。
下段の引き戸ハンドルは無垢材の削り出しで造られております。こちらも北欧スウェーデンらしいデザインですね。
上下段は、分離して使う事も出来そうですが、下段の天板にはやや色味の違いがございます。オブジェやグリーンが予想以上に映えるシェルフデザイン。
前所有社様でも恐らくお花やグリーンを飾っていたと思われる水滴痕やダメージが若干ございますね。
壁面へ固定していた穴などがございますが、飾らないことがデザインとなったモーエンセンのブックシェルフ。半世紀以上前にデザインされながら、現在でも造られていることからも本当に使いやすいシェルフである事が良く伝わってくるキャビネットです。是非ご検討くださいませ。