Kartell
GLOSSY Round Table 118 designed by Antonio Citterio
大理石のテーブルには、ずっと少しだけ憧れがあります。
空間を引き締める独特の存在感があって、置くだけで景色が変わる。
ただ、その一方で、重たすぎる印象になってしまうものも少なくありません。
だからこそ、このKartell「GLOSSY」を見た時、その軽やかさが印象に残りました。
重たいはずなのに

GLOSSYは、ラウンドやオーバルなど複数の形状で展開されているKartellのテーブルシリーズ。
重厚感のある素材使いを、軽やかで都会的なデザインへ落とし込んでいるところに、このシリーズらしさがあります。

デザインを手掛けたのは、Antonio Citterio / アントニオ・チッテリオ。
長年Kartellのクリエイティブ・ディレクションを担ってきたデザイナーです。

天板には高品質なイタリア産のセラミックを使用。
天然石を思わせる艶やかな表情や、ひんやりとした滑らかな手触りは、大理石のような高級感をしっかり感じさせます。
一方で、全体の印象は驚くほど軽快です。

セラミックならではの高い強度によって、天板は薄くシャープな仕上がりに。
それを支える脚部も細く繊細で、重厚な素材感を持ちながら、空間にはすっきりと馴染みます。

特に印象的なのが、脚部のライン。
交差するスチールフレームは構造そのものがデザインになっていて、見る角度によって表情が変わります。

空間としては、白やグレーを基調にしたミニマルな空間や、ガラス、スチールなどを取り入れた都会的なインテリアと好相性。
艶のあるセラミック天板と細身のフレームが、空間に程よい緊張感を与えてくれます。

無機質な素材で構成されていながら、ラウンド型特有の柔らかさもあるので、冷たくなりすぎないバランス感も魅力です。
食事をする場所としても、作業をする場所としても。
生活感を隠しすぎず、それでいて空間を綺麗に見せてくれるテーブルだと思います。

重厚感と軽やかさ。
本来なら相反しそうな二つを、自然に成立させているところに、「GLOSSY」らしさがあるのかもしれません。































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