Kartell
ERO|S| Chair
こんにちは、ユキナです。
皆さんはヒトやモノに対して「ギャップ」を感じたことはありますか?
例えば初対面のヒトの場合は、見た目や雰囲気でそのヒトの第一印象を決めることが多く、話したり行動を共にすることで徐々に性格や人柄が見えてきますよね。
モノ(家具)も同じで、はじめはデザインやテイストが目立ちますが、実際に触ったり使ったりしていくことでその使いやすさや自分との相性が分かってくるもの。
本日ご紹介するチェアは、そんな「ギャップ」にビックリさせられるお品物となっています。
エレガントで美しいシルエットに加えて、座った際のフィット感がたまらなく心地いいんです。
身体をすっぽりと包み込んでくれるようなフィット感
>>この商品の詳細を確認する
こちらはィタリアの歴史あるプラスチック家具ブランド" カルテル Kartell "社製の「ERO|S|/エロエスチェア」。
カルテルの多くの作品を担う、世界的なインテリアデザイナーの「フィリップ・スタルク」氏によって2001年に発表された作品です。
発表時の広告では、全裸姿の女性が膝を抱えてエロエスチェアに座る姿が起用されたことでも衝撃を集めました。
優艶な女性像を想像させるエロエスチェアの「エロエス」という名前。
実は、ラッパ型の一本脚が特徴的な「チューリップチェア」で知られるデザイナーの「エーロ・サーリネン」氏の「エーロ」からきているんだそう。
確かにこちらのチェアもまた、スッと伸びる一本脚が象徴的で美しいですよね。
エロエスの名前には、ダブルミーニング的な意味も込められているような気がするのは私だけでしょうか(笑)
さて、エロエスチェアのことが少し分かったところで、ここからは冒頭でお話した「ギャップ」の正体をお教えします!
鮮やかなコバルトブルーと透明感のあるプラスチック素材による光の反射が美しく、視覚的に楽しませてくれる座面部分。
丸みを帯びた滑らかなシルエットは「卵」から着想を得ているんだそうです。
耐久性に優れたポリカーボネイトを採用しているため、安心してお座り頂けます。
個人的にプラスチック素材のチェアに対して、硬くて冷たい無機質なイメージを持っていたので、正直あまり座り心地には期待していませんでした。(パントンチェアは別として・・・)
ところが、エロエスチェアは気持ちいいくらいにすっぽりとお尻がはまりフィット感を味わえるんです!
身体を包み込んでくれるような包容力すら感じました。
無機質な素材から有機的な造形を作り出すフィリップ・スタルクは圧巻の一言ですね。
更にこちらは回転式となっていますので、デスクチェアとしても最適。複数揃えてダイニングチェアとしてもお部屋を華やかに演出してくれそうです。
そのままでも充分ですが、長時間座りたい方は丸いクッションなどを敷いてお尻をサポートしても良いと思います♪
カルテルのエロエスチェア、いかがでしたか?
プラスチック素材に強いカルテルだからこそ実現した360°どの角度でも美しさを失わない唯一無二の形。
モダンデザインはもちろん、スペースエイジな空間にも相性抜群のチェアとなっていますので、是非お部屋のアクセントに取り入れてみてはいかがでしょうか?
座り心地に関しましては、なかなか写真では伝わえることが難しいので、是非一度体感してみて頂きたいところなのですが・・・
今のご時世ご来店が難しい方もいらっしゃると思いますので、気になる方は是非お気軽に学芸大学店までお問合せ下さいませ。最後までお付き合い頂きありがとうございました。