karimoku 60
K chair
普遍的でありながらも唯一無二。
ジャパニーズミッドセンチュリーと言えば、日本の家具と言えば真っ先に浮かぶであろうプロダクト。
シンプルな構造とシンプルなフォルムは色褪せることを知らず、確固たるスタイルを貫き通しています。
時代は変われど、デザインは変わらず。そして本質も変わらず。
売る為に古いデザインを作り続けるのは最早デザインとは言えないのかもしれません。
そんなことすら思わせる、名プロダクトの紹介です。
ロングライフデザインの代表格
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本日紹介させて頂くのはカリモクの歴史的名作「Kチェア 2シーター」。
開発以来変わらず様々な部屋の中心で日本人の生活を支え彩り続けた名プロダクトです。
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カリモクは大手家具メーカーながら資材専門の会社を持ち、木を伐り出すところから始めているそう。
それはスタートが遡る事江戸時代、材木屋の木工所だったことにあります。
創業当時から「すべてに目を配りたい」という物作りへの精神を持ち、それを現代にまで引き継いだカリモク。
量産とは思えないあまりにも強い拘りがKチェアを確固たるものにしています。
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材木屋の木工所からスタートしたカリモクは1962年、木製パーツだけで製造していた輸出向け家具を改良し初の自社製品を完成させます。
それが名作「Kチェア」でした。
脚とシートが分解できるのは家具を輸入する際、コンパクトに運ぶ為の名残。
それ故、必要に応じて消耗パーツを取り寄せて交換する事も出来ます。
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一般的なソファと比べコンパクトな奥行を持つKチェア。
計算しつくされたシートの絶妙な角度と木肘の位置により生み出されるフィット感はそのコンパクトさを忘れさせます。
定番、人気プロダクトの宿命でもありますが、多くの類似品が出回っています。
それらが再現できないのがこの座り心地。絶妙な傾斜と自然と触れる木肘こそKチェアの魅力です。
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今回入荷したのは定番カラーである、スタンダードブラック。
その造形の美しさを引き立ててくれるカラーです。
シートがPVCレザー製なのでお手入れも簡単。
分解出来る点も含め気軽にクリーニングが行えるのも嬉しいポイントでもあります。
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毎日のように生み出される多くのデザイン。
時代や流行は移り変わるものなので、それに合わせてデザインも変化します。
そんな激流に流されず、変わらないことを選んだカリモク60。
様々なプロダクトが発表される中、カリモクが改良し発表し続けたのは時代に応じた座り心地だったそう。
歴史的名作のご紹介でした。
自由が丘店にて展示しておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。