karimoku 60

Cafe Chair

唯一無二のデザイン性と作りの良さから、近年その注目度を上げている"レトロモダン家具"。

中でもミッドセンチュリー期の日本で生み出された家具の中には、現在では考えられない程の拘りと情熱を持って作られた作品が数多く存在しており、 "ジャパニーズミッドセンチュリー" として世界的に高い評価を博している事でも有名です。

本日はそんな古き良き時代に作られたデザイン家具を現代に蘇らせるプロジェクト "60VISION" によって復刻された一点「カリモク60 カフェチェア 」のご紹介です。

レトロモダン家具の正統派 "60VISION"で復刻された、カリモク社の名チェア。

カリモクと言えば、日本を代表する名門家具メーカーとしてその名をご存知の方も多くいらっしゃると思います。

そんなカリモク社にとっても"ミッドセンチュリー"という時代は血気盛んなエネルギーに満ち溢れ、"全ての人"へ向けたもの作りが追求された重要な時代。

カリモク家具ならではの "普遍的なデザイン" は、まさにこの時代に培われたものと言っても過言でなく、 "60VISION"にとってもカリモク社はなくてはならない存在だったと言えるでしょう。

こちら「カフェチェア」は1967年から1993年の間にカリモク社によって製作・販売され、多くの家庭や喫茶店で使用されてきた名チェア。

ミッドセンチュリーの中でも後期に生み出された完成度の高いデザインが特徴的で、成熟したモダニズムと当時の人々の暮らしぶりが絶妙に反映された奥行きある佇まい。

そこには他にない活き活きとしたデザイン観が表れています。

この時代で過ごす日々は、現代で言う「レトロモダン」な世界。

喫茶店で食べるマスター自家製のコーヒーゼリーやプリンも、当時ではありふれた日常の一つでした。

そんな時代を共に過ごしたデザイン。

そのシートはまるで ふっくらと焼き上げたスポンジケーキをナイフで整えたかのようなフォルムで、一目見ただけでも「座ってみたい！」と思わせてくれる一脚です。

粋なデザインも去る事ながら、家具として別格と言える作りの良さも注目のポイント。

国内最大規模と言われるカリモク自社工場での生産が行われている "カリモク60" シリーズ。

高度な機械技術が導入されている他、熟練の職人が手掛けるハンドクラフトにより、一つ一つ丹念に作られていきます。

その職人業というのが、カフェチェアが生まれた60年代当時から受け継がれているというカリモク社伝統の職人技術。

時を超えたクラフトマンシップが生み出す仕上がりは"本物"と呼ぶに相応しいクオリティで、一見しただけでも数ランク上の高級感が漂います。

なんといっても特筆すべきはその使い易さ。

幅46×奥行き59cmというコンパクトなサイズ感でありながら、シートクッションにはSバネを搭載しソファにも匹敵する座り心地を実現しています。

ストレートに伸びる背もたれはテーブルでの食事や軽作業においても腰に負担がかかりずらい設計。

リビングダイニングにソファを置こうか迷っている・・という方にもお勧めで、取り回しが良いので食卓や窓際に移動させながら思い思いの空間作りをされたい方にも、是非お試しいただきたい一脚です。

モケットグリーンのシックで暖かみのあるカラーリングも素敵ですね。

モケット生地のさらさらとした肌触りも心地よいです。

レトロでありながら絶妙なモダンテイストとなっており、ナチュラルを基調とした空間、北欧スタイルやミックススタイルにもしっくりと馴染んでくれると思います。

「カリモク60 カフェチェア 」如何でしょうか。

これまで多くの人々に愛されてきた普遍的なデザインは、現代の空間にも新鮮に映え、特別なひと時を運んできてくれることでしょう。

この度2脚での入荷となりましたので、お探しの方は是非この機会に併せてご検討くださいませ。