karimoku
THE FIRST RU78 & RU01
古き良きデザインを現代流にアレンジした『karimoku 60』や、若いデザイナー達の先進的なデザインを取り入れた『karimoku NEW STANDARD』等、1940年創業の老舗でありながら常に新しい挑戦を続ける"カリモク karimoku"。
今回紹介するアイテムも、昔ながらのカリモクを大切にしながらも最先端の技術をフル活用した1点。「伝統×革新」から生まれる、カリモクの底力を体感頂ければと思います。
挑戦を続けるカリモク
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カリモクが座り心地を極限まで追求し、2012年に発表された『ザ・ファースト THE FIRST』。
なんと3万人以上にも及ぶユーザーからサンプルを集め脳波や脈波を計測し、「寛ぎを数値化」する事で生まれたという事です。
なんというハイテク…。この説明だけを聞いてカリモクの商品を思い浮かべる方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
リクライニングに必要なのは体重を掛ける事だけ。「操作が簡単」を超えた「操作レス」な使い心地なのです。
また、リクライニングの際にも背座は身体にぴたっと密着し、上に着ている服がずれたりする事もありません。数えきれない開発過程での試行錯誤が生んだ、理想のリクライニングがここにはあります。
身体にストレスを与える反発をほぼ0に抑え、それでいて体をしっかりと支える「ノープレッシャー・ノーストレス」な座り心地は新素材「3Dネット」によるもの。
その3Dネットがどの体勢でも適切なテンションになるよう張られ、その上に薄いウレタンが巻き付けられています。この素材と構造により座り始めから心地よく、ずっと座っていても疲れが来ません。
今回はその寛ぎをさらに満足感あるものにしてくれるオットマンもセットでございます。
ボリュームのある上部を支えながら、全体を優雅に見せているのがベース部分。平たい板を曲げるのではなく、合板を「ドーム状」に成型する事により実現したフォルムであり、これはカリモク史上でも初の試みであったとか。
一本脚に支えられプカリと浮かんだような姿は、その座り心地と同じくなんともリラックス感のあるものです。
今回入荷の1点に使用されるのはライトパープルカラーの張地。藤色を思わせるような日本的なカラーが素敵ですよね。花畑に寝転がっているような爽やかな気持ちでお寛ぎ頂けそうです。
さて、いかがでしたか?
最先端の研究を詰め込み、数えきれない試行錯誤の末に生まれたアイテムの名前が『究極』でも『完成』でもなく『ザ・ファースト THE FIRST』です。
こんな所にもカリモクさんの謙虚で真摯なものづくりの姿勢が見え、創業から80年以上経った今でも家具作りの最前線で愛され続ける理由を改めて感じさせられたように思います。