Ercol WINDSOR SOFA

こんにちは。学芸大学店の本日のブログでございます。元々雑貨屋などで販売をしていた私。家具についての知識もなく、ないからこそしっかりと学んで知識を使ってモノを売りたい！と考えたのがおよそ3年前の事。あっという間です。販売することと知識はまた別物だと知ったり、家具は知識の沼だと知ったり、、、。様々なことを学んできました。そして家具の沼といえば、インプションではビンテージ、つまりは1点ものを取り扱います。ここまで家具沼に潜ると、もうとんでもない深さなのですが、たくさんの方やインプションスタッフがハマっていくように、ビンテージにはとてつもない魅力があるのです。

価値あるビンテージ

>>この商品の詳細を確認する ビンテージとは古くて価値が高いモノを指す言葉です。きっと家具においては、素材がいいモノや造りが丁寧な高品質なモノの価値が高くなるのでしょう。そしてそんな家具を作り続けることができるメーカーこそ、長ーーい歴史を築くのだと思います。こちらのソファのメーカー、ご存じ“ アーコール / Ercol ”も100年の歴史を持つ老舗です。 英国ならではの優美な雰囲気の家具を多く作り出すアーコール。こちらの“ ウィンザーソファ / WINDSOR SOFA ”もそんなアーコールらしいゆったりとした落ち着きと経年による只者じゃない雰囲気がたっぷりと出ております。 只者じゃない感を特に感じることができるのが、背もたれのV字のスピンドルと、曲木による曲線により構成されているフレームではないでしょうか。スピンドルのデザインは1780年代に流行したものベースに、アーコールが現代的にリメイクしたものだそうです。 そのスピンドルバックなどをまとめ、全体を優しく見せてくれる曲木は高い技術の賜物です。アーコールの高度な技術により曲げられたビーチ材は強度も高く、風合いを損なわずに温もり溢れる美しさを醸し出しています。高い技術を組み合わせて、伝統的なデザインを蘇らせたアーコール。お見事です。 そしてこのウィンザーソファの大きな特徴であるレザークッション。上質な本革を使用しているのは間違いありませんが、このヤレ感はビンテージならでは。唯一無二の風合いとなっており、究極の1点モノと呼べるのではないでしょうか？実使用の面においても、座面が広く、ゆったりとした上品な座り心地をお楽しみいただけます。 恐らく60年代のモノと思われる今回のこちらのソファ。アーコールを含み、価値の高い家具を生み出すメーカーのビンテージ品はこれから先、必ずもっと希少な存在になっていきます。唯一無二の美しさを大切に思うことで、自身の暮らし方にもきっと変化が出てくるはず。ビンテージの良さはそこにあるような気がします。