カナヤ KANAYA フロアランプ サイドテーブル HK+06 ブラック 紺野弘通 鋳物 ウォールナット材 定価¥217,800- ~使い続けることの美しさ~

UPDATE: STAFF:イリー
カナヤ KANAYA フロアランプ サイドテーブル HK+06 ブラック 紺野弘通 鋳物 ウォールナット材 定価¥217,800- ~使い続けることの美しさ~

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KANAYA

HK+06 Floor Lamp

鋳物の町として知られる富山県高岡市。
加賀藩主“前田利長”が町の繫栄のため鋳物製造を奨励し、鋳物産業の中心地として大いに栄えました。現在も伝統工芸として富山の文化を伝えています。
当時の鋳物師町の風情を感じる金屋町も魅力的で、個人的にもいつか行ってみたい場所の一つです。
本日は伝統的な鋳物と現代的なデザインの調和が見事なフロアライトのご紹介です。

使い続けることの美しさ

2011年に高岡で立ち上げられた"カナヤ KANAYA"は、地元の職人による伝統的な鋳物の技術によって作られる、現代のライフスタイルに合わせたモダンなデザインのアイテムを取り揃える気鋭のブランド。
インテリアや食器、アクセサリーまで広く展開しており、世代や性別を問わないラインナップが魅力です。

こちらは青錆色のサイドテーブルとトレイを設けたフロアライト。
鋳物特有の鈍い光沢を纏った重厚感のあるシェード、青錆色と脚部のウォールナットによるコントラストが素敵ですね。
非常にスリムにデザインされた、緊張感のある佇まいもまた独特の空気感を漂わせています。

高岡銅器の伝統的な塗装技術である「錆色」は、マットな心地よい手触りと耐久性を兼ね備えたもの。
深みのあるブルーは不思議と心が落ち着くようで、ずっと眺めていたくなるほど。やはり伝統工芸品って日本人の琴線に触れる何かがあるのでしょうね。

シェードの内側をホワイトに塗装することで拡散された光は暖かい質感に。
お部屋の一画をセンス良く彩ってくれそうです。
照明は足下のフットスイッチでオン/オフ切り替えが可能。本体に余計な機能が付いていないあたりも造形美に繋がっていると思います。

テーブルやトレイはダイニングチェアと合わせると丁度手元の高さに。
読みかけの本やコーヒーカップを置いたり、トレイには小さな観葉植物やアクセサリーなど、使う人の自由な感性を受け止め、日常に寄り添ってくれます。

世の中にある大抵のものは新品時が一番きれいですが、鋳物は時間の経過や人が使うことで真の美しさが表れるといいます。
人と日々触れ合うことで魅力が増していくというのは、ビンテージやアンティーク家具にも通じるものがありますね。
「大事に使い続けていくこと」が一番の美しさを保つ方法。また一つ教わった気がします。

カナヤ KANAYA フロアランプ サイドテーブル HK+06 ブラック 紺野弘通 鋳物 ウォールナット材 定価¥217,800- ~使い続けることの美しさ~

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