Cassina
LC3 2P Sofa
時代を越え愛されるモダンデザイン。
ミニマルな構造だからこそ、そこに宿る意味や心意気が問われます。
形を削ぎ落とした先に、ただの“シンプル”で終わらせない何かがあるかどうか。
本日ご紹介するのは、近代建築の巨匠たちが手がけた、不朽の名作ソファです。
20世紀を代表するデザインアイコン


モダンデザイン界の至宝とも称されるイタリアの「Cassina(カッシーナ)」。
建築・アート・家具の垣根を越えた存在感を放つこのブランドは、マリオ・ベリーニの「CABチェア」やフィリップ・スタルクの「PRIVEソファ」等、革新的なプロダクトを重ねてきました。
一つ一つの作品に、その時代の空気やデザイナーの想いを込めながら、今もなお進化を続けています。

「Respect, Protect, Create and Promote Design.」という理念のもと、
過去の遺産をただ守るのではなく、現代技術と融合させながら未来へと再構築する。
それが、カッシーナの掲げる“リデザイン”という哲学です。

今回ご紹介するのは、そんなカッシーナの中でも特に象徴的な存在、「LC3ソファ」。
1928年、近代建築の父と呼ばれるル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンという伝説的なメンバーにより設計されました。
ミッドセンチュリーの金字塔とも言える逸品です。

メタルフレームとクッションをあえて分離させた構造は、当時としては画期的な挑戦でした。
見た目にも構造にも明確な境界を持たせることで、モダンデザインの思想を家具に落とし込みました。
このコンセプトは構造の要素を建物の残りの部分から分離するというル・コルビュジエの建築哲学からの着想。
建築と家具という密接な関係だからこそ成し得た表現です。


背もたれとアーム部分には、たっぷりとフェザーを使用し、姿勢に合わせてやさしく沈み込む設計に。
座面は、フェザー層の下にポリウレタンフォームとモールドポリウレタンフォームを重ねた三層構造。
ふんわりとした表面が身体にフィットしつつ、内側の適度な硬さが沈みすぎるのを防いでくれます。
さらに、座クッションの下にはウェービングベルトを採用。
着座時の衝撃をしなやかに受け止め、体にかかる負担を分散・吸収します。
見た目の美しさだけでなく、長時間の快適性にもこだわった構造です。

機能美が極限まで研ぎ澄まされ、どこにも無駄がない。
それでいて、驚くほど深く、快適に身体を預けられる心地よさ。
デザインと実用性、その両立を極めた逸品。
なんて魅力をつらつらと紹介している間に、販売済みに。次回の入荷をお待ちください。
20世紀を代表するデザインアイコン、「LC3ソファ」のご紹介でした。











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