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1 FAUTEUIL DOSSIER BASCULANT LC1
建築の勉強をしてる中で衝撃をうけるのは近代建築のレベルの高さです。
近代建築家のデザインした建築って今では見られない独特な雰囲気を纏っていますよね。そんな建築家が、設計した建物の為に家具をデザインすることもしばしばあったそうです。なんて贅沢な事なんでしょうか。
今回はそんな近代建築家のル・コルビジェ Le Corbusierのスリングチェアのご紹介です。
座る近代建築

ル・コルビジェは近代建築の三大巨匠と呼ばれており、幾何学形態,黄金比率に魅せられた建築家です。20世紀を代表する近代建築の三大巨匠の一人に数えられています。
そんなル・コルビジェが事務所のメンバーである「ピエール・ジャンヌレ」や「シャルロット・ペリアン」らと一緒に手掛けた家具が「LCシリーズ」です。

そんなLCシリーズより“ワン フォートゥイユ ドシエ バスキュラン スリングチェア 1 FAUTEUIL DOSSIER BASCULANT”、通称“LC1 スリングチェア”のご紹介です。
元はル・コルビュジエとシャルロット・ペリアンが手掛けたチャーチ邸のインテリアとしてデザインされました。その後量産化を引き受けたのがカッシーナです。

モダン建築特有の、装飾を省き構造学性,機能性を追究したデザインでありながら、どこか力強さと建築物のような美しさが感じられるフォルムとなっています。シンプルながらも質素に感じさせない気品を感じますね。
またル・コルビジェは「住宅は住むための機械である」というモダン建築の代表的な思想となる言葉も残しています。

こちらはクロームフレームに、背座シートには肌触りの良いハラコレザー仕様の一脚となっています。
柄だけを見ると派手に思えますが、ハラコレザーの特徴の短い毛となめらかな独特の風合いがクロームの輝きと相まって高級感を感じられます。

アームは艶やかなレザーベルトが張られているだけの独特なもの。ですがこのレザーベルトの沈み具合が変わるので、張っているだけでも個人個人にとってベストな肘置きに変わるのです。
意外とこのレザーベルトが安定するので心地よいです。

「自由に動く背を持つ椅子」と称されており、背もたれは回転可動式です。左右各1点で固定され、姿勢に合わせて自在に角度を変えることが可能であり、人それぞれの体勢、体格に合わせ自由な快適性を可能としています。

このスリングチェアに座りながら、ル・コルビジェ達の考えやこだわりに想いを馳せてみるのもいいかもしれません。











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