Cassina ixc.
方・円 Dining Table
素材の風合いが魅力的なインダストリアルデザインのアイテム。インダストリアル、音楽のジャンルでも使われますが、この言葉を聞くと重厚感をイメージする物を連想します。
インダストリアル=工業的、という言葉の通り、デザインよりも使いやすさや頑丈さに重きを置いた物が多く、無骨なアイテムが殆どです。
素材の力強さと、遊び心の融合

1927年にイタリアで創業した高級イタリアモダン家具ブランド" カッシーナ / Cassina "。コルビジェやシャルロット・ぺリアンなどといった有名デザイナーと手を組み、様々な名作を輩出してきたモダンファニチャーを語る上で外せない名ブランドです。
1980年には、日本における販売総代理店として" カッシーナイクスシー / Cassina ixc. "が設立。イクスシー独自の商品が展開されており、日本の住環境に適したアイテムが多くラインアップされています。

そんな同社から販売されていた「 方・円 / ホウエン / HO-EN 」ダイニングテーブル。
デザインを手掛けたのは日本を代表する木工職人” 戸沢忠蔵 ”。1977年には高級ホテルや旅館のみならず、宮内庁や官公庁まで日本を代表する建築の内装と家具を手がける木工家具製作会社、ヒノキ工芸を設立。
世界水準の高い技術力を誇り、建築家やデザイナー、家具ブランドから圧倒的な信頼を獲得。戸沢氏がCassinaからデザインを手掛けたアイテムとして、他にはTRIAがあります。

同氏が手掛けたこの方・円の特徴はその名の通り、丸と四角の形状をした個性的な脚部。
素材はスチールで出来ており、モダンな印象でありながら表面はマットでザラっとした風合いで無骨な雰囲気に。左右異なるシルエットは見る角度によって様々な表情を見せ、見る者を飽きさせません。

天板は幅300cmもあるフレンチオーク無垢材の一枚板を贅沢に4枚も使用。
節もそのまま使用した力強い杢目による表情が魅力的。天板の前後には水返しが施されてシャープな印象に。4枚の天板の間には黒く塗られた無垢材ブロックが入っており、木材の反りなどが表れると隙間から顔を現し、見た目のアクセントとなります。

パッと見るとモダンな雰囲気ですが、触れていくと感じられる無骨な印象。
使い込むごとに経年変化を楽しめ、素材本来の表情が増々見えてくるアイテム。住宅の空間のみならず、店舗什器やオフィスの空間でも個性を放ってくれます。インダストリアルらしい頑丈さがありながらモダンファニチャーらしい遊び心が感じられるダイニングテーブルです。











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