Cassina ixc.
FORO System Sofa - 2 Seater
有名なデザイナーのほとんどが学生の時からデザインを学び、師匠のもとで磨きをかけ、独自のスタイルを築き上げてきたーーそう思っていました。
でも実際は、誰もがデザイン一筋というわけではないようです。
ミラノを拠点に活躍するFrancesco Rota(フランチェスコ・ロタ)の前職は、保険外交員。華麗なる転身とはまさにこのことかも?しれません。
きっと詰まっている!


住環境に関するものが好きという思いを胸に、25歳のときにデザイン学校で学ぶことを決意した氏。最短かつ最善の方法でいわゆる遅咲きのデザイン歴を取り返し、その7年後には自身のスタジオを設立します。
そして、そこからはもう輝かしいキャリアの連続。オルーチェにノル、ドリアデといった数々の世界的ブランドで作品を発表するとともに、lapalma(ラパルマ)ではクリエイティブディレクターに任命されています。

シンプルかつ上品で統一性があること、素材・テクスチャー・色彩のバランスに加えて遊び心を忘れないことをコンセプトに作られるプロダクトは、とにかくモダン。
得意とするデザインスタイルというだけあって、見た目だけでなく実用性の部分でも現代的なアプローチがなされているのが印象的です。


2019年に発表されたこの「フォロ | FORO」も多様な構成ができる点において、今の時代に完璧にマッチするソファーシリーズ。しかも、Cassina ixc.(カッシーナイクスシー)からの依頼だからこそ、日本の生活スタイルにフィットする形を実現しています。
2人掛けシートタイプの幅は130cm。2シーターソファと考えると比較的コンパクトなサイズ感ですが、背もたれとアームがない分どこからでもどの場所にも自由に腰掛けることができます。


例えばLDテーブルと合わせるダイニングベンチとして使ったり、壁付けに設置してお好みのクッションを背もたれに自分だけのオリジナルソファにしたり、お手持ちのソファのオットマンやシェーズロングの代わりにしたり。
もともとフレキシブルに組み合わせたり組み直したりするモジュール式でありながら、単体でもしっかりと使い勝手の良さを実感いただけることでしょう(やや硬めのシートで長時間の着座も快適に過ごせそう!)。

少しだけ寄り道をしたからこそ、デザインが好きという気持ちが存分に詰まった作品を生み出し続けるフランチェスコ・ロタ。
あらゆる人が集まる場所をイメージし、共に時間を過ごしたくなるフォロソファからもそんな(あきらめず貫き真っすぐ向き合う)真摯な姿勢が伝わってくるようです。
ちなみに日本の文化や土地、食べ物も愛してくれているそうで、日本への好きという思いも込められている気がしています。











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