Made to order
SCRAPWOOD DINING TABLE

本日は多種の古材をパッチワークの様に組み合わせ、雰囲気のあるビンテージスタイルや西海岸スタイルの空間を演出してくれる『 オーダーメイド モザイク天板 ダイニングテーブル 』のご紹介♪

ハートを掴まれるのは一瞬

経済の急激な発展に伴い、急加速しながら進歩を続けた機械製造技術により、傷一つ無い正確でスピーディーな家具製造が行われてきた近年。狂いのない綺麗な家具の中には機能性を重視した無難で無味乾燥なデザインも屡々見られました。

しかしながら現代では、Youtuberにも見られるように働き方や人々のニーズ、個人の表現方法も多様性を増し、アートやデザインもまた統一された価値観では通用しなくなってきました。簡単にコピーが作れると言われてきたデジタル作品も技術の発展により、コピー不可な一点物として表現され、アートオークション等で数億円といった金額で落札される等、手で触れられないVRの世界ですらコレクションアイテムとして取引される時代が訪れたようです。

生活空間に溶け込むインテリアも、ただ使えるという実用性のみを求めた家具だけではなく、個人宅にも芸術性を取り入れた空間演出を求めるニーズは年々高まっております。

古材、スクラップ木材や工場廃棄物、家屋の廃材等、既に一度役目を終えてしまったものを素材とし、そのパーツ一点一点が其々異なる表情を醸し出します。箱庭のように至ってオーソドックスなテーブルの形状を用い、その“ 枠 ”から外れずに多彩な表現がされる事で、日常性と革新性が織り成す絶妙なハーモニーが完成しています。廃材同士の偶然の組み合わせと作り手の意図的な構成が、既存の量産家具では生み出せない配色や濃淡となり、ユーザーの想像力を掻き立ててくれます。

「テーブルの形はこういうもの」という認識と「廃材は工場や解体現場で見るもの」という認識のズレにより、人の心が突き動かされます。斬新である事は一見してかわりますが、しかしながらインテリアとして空間に取り入れると、周りの木製家具やフローリングに、すなり溶け込んでしまうという不思議な魅力が内包しています。

廃材や古材を使用した斬新な家具と言えば、オランダを代表する巨匠デザイナー " ピート・ヘイン・イーク PIET HEIN EEK "の『 スクラップウッド 』シリーズが有名ですが、今回のテーブルは製造国やメーカー、デザイナー等の詳細が分からないものの、同氏の作風を彷彿とさせる表情豊かな古材天板が使用されています。

木目の流れや凹凸、多種のペイントやその塗装剥がれ等、個々のパーツの長さや幅が異なり、抽象絵画さながらの美しいモザイク柄が印象的。それらはナチュラル色の無垢材フレームで絵画の額縁の様に囲まれ整った直線構造が完成しています。

脚部や幕板も分厚い角材を使用したシンプルなフォルム。複雑な濃淡により表現された天板に対して、はっきりとした陰影と立体感が際立っています。

幅200×奥行90cmの広々としたサイズ感は、ファミリー向けの食卓やオフィスの会議テーブル、また色合いを生かしたカフェ、レストラン、ショップの什器として活躍してくれます。高さ76cmと比較的高めの設計の為、作業台としても活躍出来そうです。

大型テーブルながら脚部が分解できる為、商品搬入やお引越時も移動はスムーズです。同じものの再入荷が難しいワンアンドオンリーの大型テーブル。現品限りの在庫となりますので、是非この機会お見逃しなく。ご注文はお早めに♪