Oluce
Spider 293 by Joe Colombo
大きく弧を描くクロームのアームと、コンパクトなリフレクター。大胆なフォルムでありながら、どこか繊細で品のある佇まい。
ダイナミックさと静かな気品を併せ持つ、Joe Colomboの名作「Spider 293」です。
ダイナミックな曲線に宿る、静かな気品。

イタリアの照明ブランド、オルーチェ(Oluce)を代表する作品のひとつ、ジョエ・コロンボ(Joe Colombo)による「Spider」。今回入荷したSpider 293は、1960年代のイタリアンデザインが持つ革新性と機能美を感じさせる、ビンテージの逸品です。

デザインを手掛けたのは、家具や照明、未来の住空間まで幅広く手掛けたデザイナー、ジョエ・コロンボ。1971年、41歳の若さで亡くなりましたが、これからの暮らしを見据えた革新的なデザインを追求しました。オルーチェとの協業では「アクリリカ」や「スパイダー」「クーペ」などを手掛け、スパイダーは1967年にコンパッソ・ドーロ賞を受賞しています。

Spider 293の最大の魅力は、その大胆なフォルムと、そこに漂う端正な佇まい。細いクロームのアームが大きく美しい弧を描き、その先にはコンパクトなリフレクター。大きく伸びやかな曲線は空間に強い存在感を与えながらも、アーム自体は驚くほど繊細です。
ダイナミックな造形でありながら、決して重たくならない。クロームの細いラインが生み出す余白によって、空間には軽やかさと品のよさが生まれます。


魅力はデザイン性だけでなく機能性にも。リフレクターは可動式となっており、光を必要な方向へ向けることが可能。使い手が光をコントロールできる道具として考えられています。 機能性とデザインを一体化させる、ジョエ・コロンボの思想を象徴するデザインです。
特徴的なリフレクターは、まるで小さな機械部品のような造形。細い金属アームと組み合わされることで、1960年代に描かれた「未来の道具」を思わせる雰囲気。

デザインから60年以上が経った現在でも古さを感じさせないのは、流行を取り入れたデザインではなく、必要な機能から形を導き出すという普遍的な考え方によってつくられているからでしょう。

木製のデスクに合わせれば、木の温かみとクロームのシャープさが美しく調和し、モダンな空間に置けば、1960年代の未来的なデザインが静かなアクセントに。 昼間はオブジェとして空間を彩り、夜には必要な場所へ光を向ける照明として活躍します。
大きな弧を描くアームが生み出すダイナミックさと、細部に感じられる端正な美しさ。その両方を持ち合わせたSpider 293は、飾るためだけの名作照明ではなく、今の暮らしの中でも機能し続ける「未来のデザイン」なのです。































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