OKAMURA
Choral Desk Chair
日本を感じさせるアイテムは世の中に数多くありますが、「やっぱり日本の製品はイイ」と思えるのはどんな瞬間でしょうか。
これは皆さんに共感して頂けると信じておりますが、私は「細やかな気配り」がその大きな一つだと思うのです。
そこまでやる?みたいなところまで、使う人の事を想う。そうして作られた日本のプロダクトは今日も世界動かしているのです。
今回ご紹介するのも、そんな想いを感じられるアイテムです。
日本のOAチェア
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今回は日本が世界に誇るオフィスファニチャーメーカー、オカムラ(OKAMURA)のデスクチェア。
オカムラという名前は、こと日本で暮らしている方なら一度は見かけた事があるのでは無いでしょうか。
それもそのはず。オカムラはオフィス家具・店舗用什器において国内のトップシェアを有し、世界のオフィス家具売上も4位と最高峰の実績を誇っています。日本だけではなく、世界も支えるメーカーなのです。
そんなオカムラは1945年横浜の磯子生まれ。戦後米軍の需要を受けて作られたスチール製の家具を始まりとして家具事業を後の主幹として成長してゆきます。
当時は航空技術者の集まりで結成され戦後初の航空機や、自動車部品、トルクコンバーターなどを製造していたようです。その技術力、総合力の高さは群を抜いており、1955年には「ミカサ」と呼ばれる総自社製の自家用車を製造するほどでした。
後に惜しまれつつも自動車の製造からは撤退したオカムラですが、そのものづくりにかける情熱は現在にも引き継がれています。
1961年に開始されたイスの科学研究(現在のエルゴノミクス)をはじめ、人に必要とされるモノへの探求を欠かさずにいるオカムラ。「人を想い、場を創る」というメッセージを掲げ、高品質なオフィス家具を作り続けているのです。
今回のアイテム、コラールシリーズにもそれは十分に感じる事ができます。
オフィスチェアのメイン機能、昇降機能、リクライニングはもちろん完備。
さらにそこから一歩踏み込んでいるのがオカムラの使い心地。
レバーはシート下に全て集約され、身をかがめる事やレバーを手探りしないで調整が出来るように。
リクライニングの硬さはスライドバーでスムーズに調整ができます。(名称:クイックスライドオペレーション)
よくあるグリップタイプだと捻るために力が必要だったり、回す方向で迷ったりしますが、そのストレスが軽減されるように良く考えられた、秀逸な仕組みです。
アームレストは高さ、角度、前後の奥行き、左右幅の4種類を。
ヘッドレストはおおよそ7センチの間で8段階。
そして座面は前後5センチを5段階にパーソナライズが可能です。その他にも場所ごとに硬さを変えた座面クッションや内蔵式のランバーサポートなど、「座る人の最適」のためにこれほどの選択肢が用意されている椅子は多くありません。
多くの人を受け入れるデザインの「普遍性」だけではなく、使う人のかゆいところに手が届く「万能性」という一歩踏み込んだ考え方。
「目的を果たすために道具を使う」という、日本のストイックな、そして細やかさがとても良く現れているデスクチェアです。
「よい品は結局おトクです」というモットーのオカムラ。高品質な、長く愛されるアイテムの裏には日本の良さが詰まっています。
もし良いデスクチェアをお探しなら、こんな1脚はいかがでしょうか?