Ebenezer Gomme
G-plan butterfly chair
北欧家具が台頭し始めた1950年代。
その頃のイギリスは、第二次世界大戦での経済的な疲弊やモノづくりに対する規制から英国家具の衰退期にありました。
そんな危機的状況を打破し市場を開拓したブランドがあります。
その名も Ebenezer Gomme G-plan。
英国クラシカルの伝統的なデザインを一新し、世界を席巻していた北欧デザインを取り入れ英国市場を取り戻しました。
今回入荷したのは英国と北欧が共存した同社らしいアイテムとなっております。
北欧の遺伝子。
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こちらは、”エベネゼル・グーム Ebenezer Gomme ” の『 ジープラン G-plan BBシリーズ バタフライチェア』です。
上記の通り、家具ミッドセンチュリー期に北欧デザインの影響を受けた同社。
プライウッドの背もたれや滑らかな曲線を描く座面、それらを形作るフレームはまさにデンマークビンテージのような佇まいです。
絨毯の様なグリーンファブリックの背もたれと座面。
同シリーズは過去に何度か取り扱いさせて頂いておりますが、厚手のファブリックは初。
珍しい個体と言えます。
黒生地や斜め縫いの模様が散りばめられ豊かな表情を魅せてくれます。
背もたれとファブリックを接着させる留め具も良い装飾。
どの角度から見ても隙の無く飽きがこないデザイン。
ブラックカラーで塗装されたフレーム脚。
シックで大人びた雰囲気で重厚感がありながら軽やかな印象に映ります。
それはおそらくこのデザインの影響。
滑らかなカーブを描くよう削り出されたフォルムは、チェアの印象を有機的にしてくれます。
背もたれ・座面の滑らかさも相まって今にも動き出しそう。
まさにバタフライ。
グリーンファブリックとブラックフレームの組み合わせ。
家庭的な面と洗練された面の両方を見せ、どの住空間にも調和してくれることでしょう。
主役としてアクセントを加えるのも良し。
あなたの好みに合わせてお使いくださいね。
現在でも根強い人気を誇るビンテージアイテム。
グリーンファブリックを用いた個体は非常に珍しく探そうと思っても中々見つからないと思われます。
中古市場を羽ばたくバタフライチェア。
ご自宅に取り入れ英国と北欧を感じてみて下さい。