Ebenezer Gomme G-PLAN
Fresco Side Board
「身体の芯まで冷えるってこんな感じだったよな。」と思い出しながら、12月に入ってようやく本格的な冬がやってきましたね。
寒い季節になると、一段と欲しくなる木の温もりを感じられる家具たち。
暖房器具などの肌で感じる温かさとはまた違う、目で見て心で感じる温かさもありますよね。
今回ご紹介するのは、家具の中でも大型と言われる部類に入る"サイドボード"。
年末にかけてお部屋の整理整頓に役立つだけでなく、飴色のチーク材が空間を温かく包み込んでくれる冬にこそ楽しめる一台です。
チーク材の温かさに触れる
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インプションでも度々取り扱いさせて頂いているイギリスの老舗家具メーカー、E.Gomme社のG-PLAN(ジープラン)。1950~70年代にかけて北欧デザインの影響を受けたアイテムを多数製造しており、イギリスミッドセンチュリー家具を代表するブランドとして人気を集めています。
中でもFRESCO(フレスコ)は、本国のみならず日本でもファンの多いベストセラーシリーズ。発表当初は専属デザイナーであったイブ・コフォード・ラーセンがデザインを担当していましたが、後に氏と肩を並べる実力派デザイナーの、Victor Bramwell Wilkins(ビクター・ブラムウェル・ウィルキンス)が引き継いでいます。
フレスコとしては珍しいヘキサゴン天板の" ビュッフェベースユニット / Buffet Base Unit 4105D "。ユニットと言われる通り、サイドボード以外にもその上にオープンラックやキャビネットを組み合わせたいくつかのパターンが存在します。
こちらのサイドボードは、同シリーズの特徴である杢目が左右対称の"ブックマッチ"という技法が使われており、チーク材の美しい杢目を贅沢に堪能できるのも魅力の一つ。
更に、巻貝のような持ち手がアクセントに。見た目のデザイン性はもちろん、無垢材ならではの滑らかな質感が手に馴染み、触れる度に心地よい気持ちにさせてくれます。
ダイニングキッチン、リビング、ベッドルームなど、様々なシーンで活躍するサイドボード。
中央に構える3杯の引き出しの最上段は、ブラウンのフェルトが張られ仕切り板も付いている為、デリケートな小物の収納に最適です。仕切り板は取り外すことも出来るので、必要に応じてお使い下さいませ。
また左右の開き戸は、それぞれに高さ調節の出来る棚板が一枚ずつ付属。食器類を仕舞っても、本や雑誌を仕舞っても、ゆったりサイズ故えに、仕舞うもの選ばず様々な用途でお使い頂けそうです。
幅約185㎝の大型サイズは、存在感抜群。チーク材のきめ細かな杢目と飴色に変化した木色が美しく、陶器やガラス物がとっても映えそうです。
サイドボードは収納家具でありながらも、ディスプレイ台として"見せる収納"を楽しませてくれるところも魅力ではないでしょうか。
日常で感じる疲れや緊張を和らげ、寛ぎの空間を与えてくれるチーク材の温かさ。目で見て、手で触れて温かいと感じられるのは、心の豊かさやよりよい生活を大切にする北欧ならではのルーツが根底にあるからなのかもしれません。
曲線を多用するミッドセンチュリー家具に対し、直線を基調としたシャープなシルエットが珍しいデザイン。フレスコの定番アイテムとはまた違い、曲線と直線の程よいバランスが心地よいサイドボードのご紹介でした。