Ebenezer Gomme G-PLAN Brandon Side Board

ミッドセンチュリーらしい洗練されたフォルム。 素朴な色合いの中に垣間見れる、栄養をたっぷりと吸収して育ったオーク材で時折見る事ができる虎斑という独特の美しい杢目。 どことなく上品でいながら、ビンテージ家具特有の風合いを存分に楽しめるG-PLANのサイドボードが入荷いたしましたので、喜び勇んでご紹介とさせていただきます。 世界の名作がひしめき合っている用賀店の中でも一際存在感を放っているビンテージアイテム。 その魅力が少しでもお伝えできれば幸いでございます。

英国のミッドセンチュリーブランド。

>>この商品の詳細を確認する 英国ミッドセンチュリーモダンを代表するブランド『Ebenezer Gomme社』のG-PLAN。 1898創業Ｅ-Gomme社が1953年に発表したブランドで、創業者の孫であるドナルド・ゴムの『シンプルでモダンな家具を 作りたい』という発案から、北欧デンマークの家具デザイナーであるイブ・コフォード・ラーセンを招き、誕生に至りました。 シンプルでいて優美な曲線を持つスカンジナビアンデザインを積極的に取り入れ、1960年代にロンドンを中心に大流行しました。当時「ロンドンの都市生活者の象徴」と言われるほどの絶大な支持を集め、隆盛を極めたG-PLANですが、半世紀たった現在でもアーコールと並び英国ヴィンテージの象徴として君臨し、今もなお世界中の人々に愛されております。 こちらはジープランの最初のシリーズとして1953年に発表された『Brandon ブランドン』のサイドボードです。 素朴ながら温かみのあるオーク材の表情と、ミッドセンチュリーらしいデザインが光るヴィンテージアイテム。 G-PLANの初期の時代のロゴ”ゴールドラベル”が押されたアイテムは市場でも価値が高く、希少な作品のひとつと言えるでしょう。 通常よく見かけるG-PLANのロゴは赤いシールのものですが、当時は家具に直接スタンプされており、中心にイーゴム社のイニシャルのE,G、周りに「E Gomme, High Wycombe」と書かれています。 これはG-PLANがイギリス有数の家具の産地であったロンドン北西部の街 High Wycombで創業した事を指しておりますね。 また機能性も高く、大容量の収納と用途に合わせた収納の形、サービングトレイまでもが付属しているので、食卓回りの収納から、配膳も可能。 リビングの主役となるサイドボードからキッチンに置いてバフェのように使用しても大変便利で絵になる逸品かと思います。 半世紀以上の歳月を超え、現在に残るヴィンテージ家具の風合いは、やはり現行品の家具とは一線を画すものがあり、経年で深みを増したオーク材の表情、当時のデザインにかける想いなどが色濃く出ているフォルムやディティール等、一言では表しきれない魅力が溢れる作品へと昇華されていきます。 是非歴史の次の担い手としてG-PLANの最初のモデル”Brandon ”をお部屋に迎え入れてみてはいかがでしょうか。 きっと心地よい時間を共に過ごしてくれるかと思います。