エベネゼルグーム Ebenezer Gomme ジープラン G-PLAN ダイニングチェア チーク材 ファブリック座面 ブルー系 イブ・コフォード・ラーセン UKビンテージ ~ホッとできるビンテージ~

UPDATE: STAFF:トリス
エベネゼルグーム Ebenezer Gomme ジープラン G-PLAN ダイニングチェア チーク材 ファブリック座面 ブルー系 イブ・コフォード・ラーセン UKビンテージ ~ホッとできるビンテージ~

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G-PLAN Dinning Chairs

たそがれ時が早くなって季節の移り変わりを感じているのに、中々気温が下がりませんね。 個人的には秋は「夏が終わってしまう!!!」という寂しさの強迫観念からあまり得意ではないのですが、それにしても頑張りすぎでしょう、夏。ほどほどでええんやで、と一声かけたくなるこの頃。 日が落ちて夜のとばりが落ちる「たそがれ」の対の言葉として、日が昇りすこしずつ夜が剥がされてゆく「かわたれ」という言葉があるようです。 少しずつ色合いを変えて、見る人の心を奪うわずかな時間。 この椅子に座って見た時に、ふとそんな瞬間にピッタリだなと感じていました。 宜しければその魅力、一端ですがご紹介させてください。

CALM DOWN

>>この商品の詳細を確認する 今回は、イギリスのビンテージ。 ジープラン(G-PLAN)というブランドの椅子が2脚入荷しています。 一般的にイギリスの椅子というとイメージするものと印象が異なりますね。 太い木枠があって、背もたれはスポークという棒を何本も渡し、ろくろで棒材を削った脚に貫がついて・・・。 そんな椅子が私の中のイギリスのイメージです。 ですが、この椅子は極めてモダン。 先ほどのイメージは俗に「ウィンザーチェア」と呼ばれて、現地の農民たちが作った自分達のための椅子「ヴァナキュラーチェア」が時間をかけて発展してきたもの。 蒸気機関という量産のための動力が革命を起こしたイギリスでは、機能美の家具が一大産業となり多くの椅子が作られましたが、1950年代頃には苦境に立たされることになります。一体なぜでしょうか。 その答えの一つは、家具作りで新しく人気が出てきた国があったから。 インテリアがお好きな方ならご存知かとも思いますが、1940~1970年頃には北欧やアメリカ、そしてそれに引っ張られるように日本でも「モダン」なデザインが流行し、そして根付いていきました。(ミッドセンチュリーモダン、なんて呼称したりします) 古い形態をそのまま作るのではなく、少しずつ変わる暮らしの様式に合わせて修正し生まれ変わる。 そんな「リ・デザイン」によって作られた椅子は、しっかりとした作りはそのままに戦後高まる復興の機運を象徴するものでした。 新しいものが評価されると、良いものでも比較は避けられません。みんなが新しいものに手を伸ばしたためにイギリスの家具は売れにくくなり、現地の家具メーカーも対策を講じます。 G-PLANを立ち上げた会社、エベネゼルグームが出した答えは「良いところに学ぶ」でした。 代表作エリザベスチェアは、その名のとおりエリザベス女王がお買い上げになったという、屈指の実力を備えたデンマークのデザイナー、イブ・コフォード・ラーセン。ジープランは彼とのタッグによって北欧スタイルをイギリスに浸透させました。 イギリスのファニチャーメーカーが、デンマークのデザイナーと、新しい暮らしのために生み出したジープランのアイテムたち。 イギリスが歴史で培ったものと、新しいものとの融和によって生まれたアイテムはモダンで、でもどこかホッとできる素朴な雰囲気。 その人気は高まり、今もビンテージアイテムとして愛されています。 (同じイギリス、レンプロイのゲートレッグテーブルと) デンマークで製造された椅子は、高いクラフトマンシップにもとづいた新しい形へのチャレンジあり、それが凛とした美しさに繋がっています。 ですが人によってはちょっと気合入りすぎじゃないか(笑)、なんて感じる方もいるかと思います。 もうちょっとフランクに、けれどビンテージらしい雰囲気を楽しみたい。そんな方にお勧めできるのが今回のチェア。 今では入手の難しい良質なチーク材。ビンテージの雰囲気をたっぷりと見せる素材です。 背もたれはプライウッドできれいなカーブ、フレームは無垢材でストレートなラインを描きお部屋の中で目立ち過ぎないスクエアな印象。 座面は幅50センチとたっぷり。座面・背もたれのカーブで収まりも良く、大柄な方でも安心です。 ちょっと上を向く背もたれは身体を迎え入れてくれるので、座面の両端を手で掴んだりして、コーヒーでも飲めたらホッと出来そうです。 シンプルに良いビンテージ。でもちょっと目を凝らせば、先に向けて優しくすぼまる脚部や背もたれの接続部に緻密なディティールが潜んでいたり。 使うことに強く意識しなくてもいい。でも使うたびに良さを実感できる。そんな塩梅、素敵だと思いませんか? 実は今、イギリスはもちろんデンマークからフィンランド、アメリカや日本と名作椅子ぞろいな経堂店。 もし椅子で悩まれているようなら、是非座ってそれぞれの良さを実感してみて下さい。 良い椅子に出会えますように。ご来店を、心よりお待ちしております。

G-PLAN Dinning Chair A

G-PLAN Dinning Chair B

エベネゼルグーム Ebenezer Gomme ジープラン G-PLAN ダイニングチェア チーク材 ファブリック座面 ブルー系 イブ・コフォード・ラーセン UKビンテージ ~ホッとできるビンテージ~

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