W.Lusty & Sons
LLOYD LOOM Baskets
昔からフリフリの服やガーリーなファッションが苦手でした。
確か小学校もスカートははきたくない!とジャケットにパンツを合わせたボーイッシュなスタイルで卒業式を迎えた記憶があります。
ファッションにおいてはその嗜好は変わらず今も続いているのですが、インテリアだけはなぜかちょっと別口。
もちろんデザインにもよりますが、家具なら少しだけスイートなものも素直に可愛いと思えるのです。
ビンテージ・スイート
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これはもう個人の好みの話なのですが、ビンテージともなれば格段に許容範囲が広がります。
レースやリボン、花柄、ピンクも、経年が与える傷やくすみに程よく調和されシャビーシックへ。渋みを増したガーリーはただのガーリーではありません。
もともと1917年にアメリカ人のマーシャル・B・ロイドが伝統的な籐家具の製法をヒントに完成させたLLOYD LOOM(ロイドルーム)。
その製造ライセンスを取得したW.Lusty & Sons(ウィリアム・ラスティアンドサンズ)社が、紙とワイヤーでできた斬新な家具を英国で受け入れてもらうために取り入れたのが、当時流行していたビクトリアン様式のデザインでした。
そこからロイドルームといえば、ヨーロッパのクラシカルスタイルがスタンダード。
ラタン編みの軽やかさとラグジュアリーなデザインによるギャップのある組み合わせが、程よいカジュアル感と上質感を生み出しています。
紙で出来ているとは到底思えない優美な佇まい。実は昔はガーデン用の家具として重宝されていたそうです。
特殊な加工により、防水・防錆に優れているからこそ屋外に打ってつけ。確かに花やグリーンが溢れるブリティッシュガーデンがよく似合います。
でも今回は、室内で活躍するバスケットが2つ。まずは、もともと毛布やひざ掛けなどを収納する箱型の収納家具、ブランケットボックス。
現代で使うなら比較的大容量なので衣類でも本でもおもちゃでも、何を仕舞ってもよさそうです。また、花柄のファブリック仕様でベンチとしてもご活用いただけます。
そして、ベッドに使うリネンをしまうための収納家具、リネンボックス。天板には華やかな刺繍があしらわれています。
イギリスでは結婚式のギフトとしても一般的だったそうで、こちらもお祝い用ではないかと思われます。実際、これほどまでに手の込んだロイドルームは見たことがありません。
これなら取り入れてみたいと思えるしなやかさと美しさをもつロイドルームの経年のピンク。
ビンテージのくすみのある上品なピンクが、甘すぎない大人のクラシカルを演出してくれます。
ちなみに、今年の春夏のトレンドカラーの1つはスイートピンクだそうです。この時期にもぴったりのカラーをインテリアで取り入れてみてはいかがでしょうか。
ロイドルーム LLOYD LOOM ブランケットボックス
ロイドルーム LLOYD LOOM リネンバスケット