Innovation designed by VERNER PANTON
irumesa round low table
主に木材を使った北欧家具全盛の時代に、ポップでカラフルな家具を作り家具の常識を覆した、異端児「ヴェルナー・パントン VERNER PANTON」。
パントンはデンマーク出身のデザイナーで、ルイスポールセン社やハーマンミラー社、ヴィトラ社などから多くの人気プロダクトを世に送り出しました。
その活躍はインテリアのデザインにとどまらず空間デザインなども手掛け、20世紀で最も影響力のあるデザイナーとまで称される程でした。
今回はそんなパントンがデザインを手掛けた創造性溢れるローテーブルをご紹介します。
常識を覆すテーブル
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こちらは「ヴェルナー・パントン VERNER PANTON」がデザインを手掛けた「イルメサ irumesa ラウンド ローテーブル」です。
発表当初はルイスポールセン社より販売されていましたが、1990年代後半からはイノベーション社に 。最後はヴァ―パン社が引き継ぎましたが、現在は廃番となっております。
こちらのイルメサはイノベーション社から発売されていたものです。イルメサは国内外共に情報が少なく、ルイスポールセン社のオリジナルだけに限らず、流通が少ない希少なお品物となっております。
最初見た時の印象は、シンプルかつ前衛的なテーブルだなと思いました。
類稀なる色彩構成のセンスを持っていたとされるパントンにしてはちょっと物足りないかななんて思っていたら、、、
なんと!光ります!テーブルなのに!
「テーブルを光らす」なんて発想、普通思いつきませんよね。異端児と称されるのもなんか分かる気がします。パントンさん見くびってすみませんでした。
ただ光らすだけではなく、それを芸術性と実用性を兼ね備えた一つのテーブルという作品にしているところも凄いです。
透過性のあるプラスチックを使うことで、柔らかな光を優しく広げてくれます。
普段はセンターテーブルやサイドテーブルとしてお使い頂いたり、夜にはお部屋の電気を消してイルメサを灯せば雰囲気づくりバッチリです。
気になる中身は真ん中に電球があるだけの至ってシンプルな造り。斬新ですね。ちょっとシュールです。
こう見ると良い意味でよく作ろうとなったなと思います。
芸術的センスがない僕がもし、当時のパントンさんの助手をやっていたとして本人に「こういうの(イルメサ)作ろうと思う」と言われたら、
「パントンさんテーブル光らしちゃうんですか?光るのは照明だけでいいんじゃないですかね?」と、失礼な事を言ってしまい、後日僕はクビになると思います。
周りから高い評価を受けるモノを創造する人たちはやっぱり異次元なんだとつくづく実感します。
一度見たら忘れない奇抜さがありながらも、生活に馴染み彩りを与えてくれる、そんな特別なアイテムをデザインし続けたヴェルナー・パントン。
イルメサも間違いなくその一つです。
普段の生活では目にする機会が少ないデザインは、見てるだけで新鮮で楽しいですね。
そこにいるだけでワクワクするようなお部屋づくりには、少しエッジの効いたデザイナー家具はもってこいだと感じました。
残念ながら、こちらの商品は既にSOLD OUTとなってしまいましたが、ヴェルナー・パントンデザインの製品は高価買取も行っておりますので、お持ちの方は是非とも弊社にご相談下さいませ。
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