IDEE
LAMPADAIRE 1 LUMIERE
こんにちは。学芸大学店タロウです。
先日、奥田民生さんのLiveに行ってきました。楽曲は勿論の事、力まずどこまでも”自然体”な人柄が素敵だなと思いました。
当たり前に普段言葉にしている”自然”や”自然体”ってどういう意味なんだろう?と思い調べてみた所、自然とは「人為によってではなく、おのずから存在しているもの」「山・川・海やそこに生きる万物」。
自然体とは「剣道などで、両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢」「 気負いのない、自然な態度」だそう。
まさしく民生さんは自然体!いつまでも男の憧れの男で御座います。
本日ご紹介する「イデー IDEE ランパデール アン ルミエール LAMPADAIRE 1 LUMIERE」は"自然"の造形をモチーフに造られたライト。
自然の造形とは一体どういったモノなのでしょうか?詳しくご紹介していきます。
”自然の造形"をデザインモチーフとした、自然体なライト
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このライトをデザインしたのはフランス・パリのデザイナー セルジュ・ムーユ(1922ー1988)。
セルジュ・ムーユは銀細工職人として教育を受けた後、独立し、1950年代前半から60年代の半ばまでという短い期間にいくつもの照明器具の開発、制作を行いました。
"自然の造形"というデザインモチーフと素材との対話、そして職人的技術によって生まれた一連のランプは、同時代のデザインと一線を画した独特の美しいフォルムを持っており、今なお世界中の建築家やデザイナー、コレクターに支持されています。
彼は幼少期にパリの植物園に行ってはいつもスケッチをしていて、そこでは特に貝殻や動物の骨の仕組みに魅了されていたそうです。
セルジュ・ムーユがこれまでデザインしてきたランプはどこか昆虫や貝殻や植物のようなのですが、その独自のセンスは幼少期のスケッチから養われていたのかもしれません。
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この「ランパデール アン ルミエール LAMPADAIRE 1 LUMIERE」はインプションでも何度か取り扱いのある3灯タイプの「ランパデール トワ ルミエーレ LAMPADAIRE 3 LUMIERES」の後に発想されデザインされた1灯タイプのモデルです。
昆虫をモチーフとした3灯タイプの躍動的な姿とは一変したスレンダーでしなやかなラインは、アシなどの植物を彷彿とさせます。
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シェードは角度調節が可能となっており、光の向きを自在自在に動かすことが出来ます。
幼少期に動物の骨の仕組みに魅了されていたセルジュ・ムーユはこうした機能美にもそのセンスを反映していったのかもしれませんね。
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華奢なボディですが、安定性は抜群。
3本脚で支えるその姿はまさに「剣道などで、両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢」自然体そのもの。
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銀細工職人として教育を受けたセルジュ・ムーユはその技術もプロダクトに反映しており、シェードのアルミニウム、支柱のスチールに接続部の真鍮の組み合わせなど技術の高さを伺わせます。
1950年代にセルジュ・ムーユがデザインして作った ランプはどれも有機的で不思議な形をしていますが、「実はメタルのシートを切ってそしてあとは手作業でかたちを作っていった。かなり原始的な作り方だった」と後に本人が語っています。もしかしたら、セルジュ・ムーユ自身も自然体な人柄だったのかもしれませんね。
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現在は、セルジュ・ムーユの意思を継いだ日本の家具ブランドIDEEにより、再生産が実現され製造販売されています。
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誕生した時代の影響もあり、ミッドセンチュリーモダンにはもちろんですが、モダン、ナチュラルなど様々なテイストに合わせても、絶妙なバランス感覚でスタイルを引き立ててくれる「ランパデール アン ルミエール LAMPADAIRE 1 LUMIERE」。
”自然の造形"をデザインモチーフとした、自然体なライト。おのずから存在しているモノかのようにどんなお部屋にも馴染んでくれそうですね。
このライトがあれば憧れの自然体な人になれるかも・・・?
是非、この機会にご検討下さいませ。