IDEE
DINING CHAIR Natural
リ・デザインは「再設計」というを意味を持つそうです。
過去の作品を元に、現代のニーズや暮らしに合うようアップデートさせるデザイン方法。
そして、より良いデザインを生みだす為に何度も改良を重ねて生み出されたこの椅子が、忠実に再現されました。
らしさを加えて
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家具や雑貨、ファッション、アートなど幅広いアイテムを取り扱うライフスタイルショップ"イデー IDEE "。
2007年に、日本のモダンデザイン(1950年代~1980年代)の時代に埋もれてしまった家具を製品化し、新たな価値を見出す「JAPANESE MODERN MASTER」プロジェクトを立ち上げました。
選び出されたのは40年以上のロングセラーを誇る代表作「低座椅子」をはじめ、数々の名作椅子を生み出してきた日本を代表するデザイナー“長大作 Daisaku Cho”が手掛けたチェア。
同氏が1953年に発表した「小椅子」です。
ジャン・プルーヴェと仲が良かった建築家 坂倉準三が「スタンダードチェアを木製にしてみたい」という想いから、木製の椅子を試作。
その頃長大作が坂倉準三建築研究所へ入所し、そこからリ・デザインが始まりました。
このデザインは初の製品化に成功したモデルをイデーがオリジナルを忠実に再現した「DINING CHAIR」。
素材には、背座はタモ材、フレームはブナ材が使用されています。
こちらは、2種類のカラーリングで展開される中のナチュラルな色合い。自然のような優しいぬくもりを感じられます。
また、チェアが生まれる過程でもっともこだわって試行錯誤したといわれる、緩やかな曲線を描く形成合板で作られた背座。
身体に合うように作られており、座高も日本の建築に合わせた低めの造りになっています。
この可愛らしい背もたれのフォルムは、柿の実を真ん中から縦に割った時の曲線からヒントを得てつくられたそうです。
背もたれと座面に埋められたフレームを繋ぐための丸いブラックの6つのダボパーツが組み合わさることで、キャラクターのような可愛らしい見た目に。
遊び心溢れるデザインからは、イデーらしさも垣間見ることができます。
また合わせるインテリアによって和室にも洋室にも馴染んでくれるのも魅力の1つです。
多くの背景を持ち、長い時間をかけ作り上げられたデザイン。
自然が生み出した美しさやモノづくりの強い思いが伝わる逸品です。
そしてそこにイデーらしさを加えることで、より人を惹きつける親しみやすさを感じられます。
リ・デザインはそのままに、らしさを+αした名作チェアをお楽しみ下さい。