iittala
Birds by Oiva Toikka

上品で繊細な美しさのイメージがあるガラス。
光と影を巧みに操り、周辺のものまでをも美しく魅せる素材だと思います。

ある貿易商人が砂漠で食事の用意のため積み荷にあったソーダ塊で焚き火をしたところ、その燃えカスの中からキラキラ輝く透明で小さな固まりを発見したことがガラスの起源だそうです。素敵...。

そんな素材を使用して作られた、まるで生きているかのような愛くるしい鳥たちをご紹介いたします。

愛でたい鳥たち

今回ご紹介させて頂くのは、吹きガラス職人ピーター・マグナス・アブラハムッソンにより1881年に創業したテーブルウェアブランド” イッタラ / iittala ”の「Birds by Oiva Toikka」。
その名の通り鳥がモチーフとなったガラスアイテムです。

デザインを手掛けたのは、フィンランドを代表するガラスアーティスト、オイバ・トイッカ。同氏が手掛けるアート作品の多くは国内外で様々な賞を受賞し、2001年にはスウェーデン国王から栄誉あるプリンス・エウゲンメダルを授与されています。

可愛らしいフォルムやガラスの美しい素材感、そして一体ずつ異なる表情が魅力のシリーズです。 
生産は全て手作業。マウスブロウによるふくらみの違いや気泡の入り具合は個性となり鳥たちに命を吹き込みます。
絶妙に異なる顔立ちや体型はまさに自由その物。

■Snowy owl

フクロウシリーズは、他のバードと異なり目が描かれている為表情豊か。

こちらのモデルとなったSnowy owl(シロフクロウ)は、北極圏のツンドラ地帯や、ラップランド北部に生息する大型のフクロウで、フクロウの中でも味わい深い表情を持ちます。

そっぽ向いている感じがかわいい...。

■Sieppo 

そしてこちらはシエッポ/Sieppoシリーズよりミニシエッポ脚付です。ちいちゃくてかわいぃねぇ...
北欧のデザイン食器やインテリア雑貨、家具などを数多く取り扱う“scope/スコープ”限定アイテムになります。

所々に職人の息吹を感じさせるディティールもシエッポの魅力。シンプルなフォルムだからこそ味わい深い逸品です。
後ろから見ると分かりやすいのですが、それぞれでポテリ方(ガラスの膨らみ)が違うんですよねぇ。かぁいい。
今回は4種類のシエッポが入ってきたので、お好みのカラーリングやフォルムの子をどうぞ手に取ってあげてくださいませ。

今回ご紹介させて頂いたのは全て比較的小さめ。故に飾る場所を選ばないので好みの場所に飾っていただけます。 窓際等光が差す場所にディスプレイするとより魅力が際立ちそうです。

愛くるしい色とりどりの鳥たち。
不完全な様子をも楽しめるアイテムは、使う人・眺める人を元気にしてくれる逸品です。