イクテュス ΙΧΘΥΣ サイドテーブル NT-06 ガラス天板 × アイアンフレーム ラウンド 田中紀之 タナカノリユキ ~これは千載一隅の出会い~

UPDATE: STAFF:ふじこ
イクテュス ΙΧΘΥΣ サイドテーブル NT-06 ガラス天板 × アイアンフレーム ラウンド 田中紀之 タナカノリユキ ~これは千載一隅の出会い~

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ΙΧΘΥΣ Side Table NT-06

キョロ、フーフー。ハフリ、マドイ。ダイダイ、ネギ、ハレバレ、カンチン。セルフポートレート、記号化された人格、危険な食卓。 何かの呪文ではありません。すべて家具につけられたタイトルです。 どれも名前からは想像できないものばかり。でも実は創造性に富んだものばかり。そんな作品をリリースするブランドがありました。

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>>この商品の詳細を確認する その名もΙΧΘΥΣ(イクテュス)。伊東豊雄、田中紀之、飯村和道、MYRA(妹島和世・飯村祐子)が在籍した幻のブランドです。 幻たる所以はその情報量の少なさ。ブランド名を検索しても出てくるのはギリシャ語で魚やイエス、キリスト、神の、子、救世主の頭文字を並べたものばかり。 もちろん作品名やデザイナー名を調べても、イクテュスについての詳しい情報を得ることはできません。もはや本当に存在したのかと疑ってしまうくらいです。 が、唯一の手掛かりとなったのがお買取り時に一緒に頂いたカタログ。すべての情報の元となり本当に助かりました(ありがとうございました)。 さて、今回ご縁があって取扱うことができたのは、田中紀之ことタナカノリユキ氏が手掛けた作品「NT-06」。 冒頭で紹介したタイトルのうち後ろから3つが氏の家具に付けられた名前なのですが、このサイドテーブルには名前がありません。 カタログに掲載された作品は全6点。すべてにスチールが用いられ、すべてが造形的で個性的。 その中では一番シンプルともいえるプロダクトなのですが、それでも中央にはファンのようなデザインが施され、溢れんばかりの独創性を感じさせます。 自由に浮かぶイメージを素材に素早く定着させたい、新しい創造を大事にしたいという思いのもと制作された氏の家具 forイクテュス。 普段関わることの多い描く作業の中で言い表せない“何か”をハードな素材で表現しているんだそうです。 なんだか、抽象的な説明になってしまいましたが、この作品はきっと頭ではなく心に響くもの。感覚的に受け止めたくなるからこそ、無題なのかもしれません。 ユニクロのクリエイティブディレクターに代表されるアートディレクターという有名な顔をもちながら、多岐に渡りその才能を発揮するアーティストであるタナカノリユキ氏。 それでもたぶん家具のデザインというのは珍しい部類に入るのではないでしょうか。このブランドもこのサイドテーブルも千載一隅の出会いになると思います。

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