ERCOL
Smokers Chair
一度その良さを知るとなかなか抜け出せない魅力があるヴィンテージ家具。
ヴィンテージ家具と聞くと、家具に詳しい人のものという印象が少なからずあり、「なかなか手を出しにくい」「自分の家に取り入れるのは難しそう」「昔に作られているからメンテナンスが大変そう」と思う方もいるのではないでしょうか。
そんなヴィンテージ家具の中でも、現代でも使いやすく、取り入れやすいデザインが多いブランド、“Ercol アーコール社”から“スモーカーズチェア”をご紹介させて頂きます。
可愛らしいヴィンテージチェア
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イギリスビンテージ家具を代表するブランド“Ercol アーコール社”。
1920年、イタリア出身の家具デザイナー“ルシアン・コラー二”がイギリスで創業した老舗家具メーカーです。
当時では先端技術であった「曲げ木」を用いて、従来では難しかった曲線美が光る、クオリティの高いデザインの家具を作っています。
今回ご紹介させて頂くスモーカーズチェアは、アーコールチェアの中でも製造数が少なく希少な為、それ故に人気の高い逸品。
スモーカーズチェアって何?という方に軽く説明いたしますと、その名の通り、喫煙室で煙草を吸う時に用いられていたもの。
とは言っても昨今の喫煙室とは意味合いが異なり、紳士淑女の社交場のような空間で座って語らうための椅子、といった位置付けのユニークな一脚です。
特徴的な笠木が牛の角の形に見える事から、別名「カウホーンチェア」と呼ばれており、丁寧な曲木による滑らかな曲線がこのチェアの人気の秘訣でもあります。
背もたれから一続きになったアームは、丁度良い位置に肘を置くことができ、どっしりと腰を掛けて座る事が出来ます。
アーコールのスモーカーズチェアには高さが2種類あり、45cm前後のダイニングでも使えるHighタイプ、33cm前後のLowタイプがあり、こちらのチェアはLowタイプとなっております。
座面に座繰り加工が施されており、身体のラインにフィットするので、長時間の着座でも疲れにくくオススメ。
座面はエルム材、アーム部分や脚部はビーチ材で作られており、柔らかく明るい木色で、お部屋を温かな雰囲気で包んでくれます。
緩やかなカーブの笠木、幅広の座面、ハノ字の低めの脚が小動物の様で可愛らしく、ラウンジチェアとしては勿論、お子様用の椅子としても丁度良いサイズです。
シンプルなデザインと小さめのサイズ感は、初めてのヴィンテージ家具としても取り入れやすい為、様々なスタイルのインテリアにも合わせやすく、洋室だけでなく和室にも違和感無く溶け込んでくれそう。
なかなかヴィンテージ市場に出回らないことから、年々人気も希少度も高くなっていくアーコールのスモーカーズチェア。
くつろぎの時間のチェアとしてピッタリの一脚、是非この機会にいかがでしょうか。