Ercol
coffee table
創業100年の歴史を持つイギリスの老舗家具ブランド“アーコール Ercol”。
設立者である“ルシアン・アーコラーニ”は、スチームによってエルム(ニレ)材を曲げる製造技術を完成させ、イギリスの伝統的な椅子「ウインザーチェア」の大量生産に成功しました。本日はそんな歴史あるアーコールから、ビンテージアイテムのご紹介。シンプルなデザインながら、細部まで行き届いたこだわりが詰まった逸品です。
こだわりの丸み
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ご紹介するのは、丸みを帯びたシルエットに柔らかな雰囲気が漂う、アーコールならではのコーヒーテーブル。使用している木材は、波を打つような濃い木目が特徴のエルム材です。無垢材をふんだんに使っているため表情豊かで、天板と脚部とで異なる杢目も楽しめます。
天板は幅104cm奥行45.5cmと、合わせるソファを選ばず、日本の住環境にもぴったりのサイズ感。ノートパソコンや雑誌を広げながらコーヒーを飲んだりしても、ゆったりとでき、窮屈さを感じさせません。また、天板の角は丸く処理されており、お子さんがいるご家庭でも安心してお使い頂けます。
脚部は丸くテーパードした特徴的なフォルム。ハの字に広がった脚は、安定感がありながらすっきりとした設計です。このバランス感はさすが、新鮮でセンスの良いデザインを長年追求したアーコール。細部を丁寧に作り込む事で、丸みのある造りも野暮ったくならず、現代の暮らしにも取り入れやすいデザインとなっています。
アーコールと言えばスポークバックのチェアを思い浮かべる方が多いと思いますが、天板下のマガジンラックにはそんなアーコールらしさも。スポークでできたマガジンラックは抜け感があり、書籍などを仕舞っても圧迫感を感じさせません。ビンテージのため、スポークが歪んでいる部分もありますが、それさえも表情豊かなチャームポイントとして愛着が持てますね。
UKのアイテムや北欧テイストのアイテムなど幅広いアイテムと合わせられるため、ビンテージは手が出しずらいとお考えの方にもおすすめしたい一点です。こういうものを一つお部屋に取り入れるだけで、ぐっと深みのあるインテリアに◎
使い勝手が良く、エルム材特有の温かみも感じられるアーコールの逸品でした。
アーコールは2020年から全ての商品をアッシュ材に統一しているため、エルム材のアイテムは現存数も少なくなり、需要も高いお品です。お探しの方は是非この機会にいかがでしょうか?