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OMNIO Ottoman
中世ヨーロッパを語るうえでは欠かせない大帝国のひとつ「オスマン帝国」。現在のトルコの辺りを中心に1299年に建国され、1922年に滅亡したといわれるこの多民族帝国を皆さんはご存知ですか?世界史がお好きな方なら耳にしたことがあるかもしれませんね。芸術や建築がそうなように、インテリアの歴史を掘り下げていくと深く関わっているのがその時代の背景。実はこの国もまたインテリア界に大きな影響を及ぼしている重要な国のひとつです。なぜなら、英語圏でこの国はこう表記されるんだとか…
オットマン帝国 (Ottoman Empire) !
そう、オットマンと呼ばれる家具の原型が誕生したのが「オスマン帝国」なんだそうです。恥ずかしながら全然知りませんでした。と、世界史の勉強はここまでにして、きっと当時に比べればデザイン性も機能性も格段にアップしているはずの現代のオットマン。学芸大学店に入荷してきましたよ!もうただの“足置き”とは呼ばせません!
オットマン?いえ、バックレスソファです。
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こちらが本日ご紹介する「アルフレックス(alfrex)」のオットマン。とにかくオットマンのイメージを超えるビッグサイズです。というのも、こちらはレイアウトフリーのモジュラーソファ「オムニオ OMNIO」シリーズの1ユニット。ユニット同士を組み合わせることで、お好きなレイアウトを楽しめるフレキシブルなソファの背もたれなしシートです。
つまり、ソファと組み合わせればオットマンの足置きとしての機能を存分に活かすことができ、単体で使用すればソファと同様の座り心地のスツールとして活用できる、なんとも一石二鳥なアイテム!全体を覆うバックスキン(スエード)が素肌にも気持ちいいさらっとした肌触りで、足を投げ出してもどっしり腰掛けても心地よくお使い頂けそうです。実際のところオットマンというよりバックレスソファとご紹介すれば、このサイズ感にはご納得いただけるかもしれません。
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なので、きっと皆さんの一番の懸念ポイントはこのカラーリングではないでしょうか?見るからに鮮やかなパープル…紫は好き!でもなかなかインテリアに取り入れるには勇気のいるカラーかもしれませんね。
ただ、写真で見るのと実際に見るのとでは若干印象が異なります。写真だと光の加減で明るい紫に見えますが、実際はもう少し落ち着いた紫、スエード地のマットな素材感が鮮やかさを抑えてくれているように感じられます。ご来店頂ける距離にお住いの方には、実際にご覧頂くほうがいいかもしれません。もちろん、ご遠方にお住いの方にはメールでもお電話でも実際の色味を可能な限りお伝えしたいと思いますので、お気軽にお問合せ下さいね!
それから一見コーディネートが難しそうなパープルですが、ベージュやライトグレー、ホワイト等と相性がよく、柔らかい色味の壁やカーテンにとってもきれいに映えてくれます。アクセントとしての使い方も可能ですし、1台プラスするだけでどこか特別感のある、上品で高貴な印象を与えてくれるはず。敬遠されがちな色だからこそ、素敵にレイアウトできた時のおしゃれ度は格段に上がりそうですよね!パープルインテリアと検索すると案外実例が出てくるので、参考にしてみるのも面白そうです。
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さて話はオットマンに戻りまして、少しだけブランドの説明を。アルフレックスは「イタリア生まれ、日本育ち」のブランドです。「arredamenti(イタリア語で家具)」と「flexibility(英語で柔軟性、適用性)」の頭文字から名づけられたブランド名の通り、いつの時代にもどのような環境にも適応する家具やライフスタイルを提案し続けています。
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そして、ステッカーに記載はありませんが、デザインはアルフレックスジャパンの創立者である保科正が、北マリアナ諸島連邦(サイパン島)に設立したデザインチーム「C.O.D (Coral Ocean Design)」が担っています。飽きずに長く使えそうなシンプルなデザインが多いので、テーブルやチェアも揃えてコーディネートするのも素敵かもしれません。入荷があったら、すぐにお知らせしますね!
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何百年も前から家具として存在するオットマン。現代にも受け継がれる家具でありながら、見た目も機能も昔とは比べ物にはならない!と思わせてくれるアルフレックス オムニオのオットマンにはさすがの一言です。
背もたれもアームもない分すっきりとした印象を保ちながら、リラックスタイムの寛ぎをサポートするアイテム。定価が14万円以上もする逸品だというのも納得です。この機会にぜひ素敵なパープルインテリアに挑戦してみて下さいね!