Artek
A330S
本日は、高級感漂うゴールドカラーと美しい曲線を意識したシンプルなフォルムにより、「ゴールデンベル」という愛称で親しまれている巨匠アルヴァ・アアルトの代表作、北欧フィンランド” アルテック / Artek ”より『 A330S ペンダントランプ 』のご紹介♪
近代建築の巨匠アルヴァ・アアルトによる傑作照明
>>この商品の詳細を確認する
アルテック社は、本作のデザイナーであるアルヴァ・アアルトやその妻アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン 、ニルス・グスタフ・ハールらと共に1935年創業、北欧フィンランドを代表するモダンファニチャーブランドです。同社のメインコンセプトは「アートと技術の融合」。これまでに暮らしに溶け込む様々なモダンファニチャーを追求し、多くの名作プロダクトを世に生み出しました。
アアルトと言えば1933年に考案された3本脚スツール「 究極のスツール 」とも称される「スツール60」が有名。シンプルが故に製造が簡単そうにも見えますが、実は無垢材の脚を曲げる技術を開発する為に、同氏は3年もの歳月を費やしました。そのL字型レッグ「 L-Leg 」は通称「アアルトレッグ」とも呼ばれ、20世紀に於けるインテリアデザインの歴史に於いて、デザイナーの教科書的存在として今日でも不動の地位を確立しています。
スツールのイメージが強いアアルトですが、実は名の知れたデザインは家具デザインのみならず照明にも存在します。『 A330S ペンダントランプ 』はスツール60が誕生した3年後の1936年、アアルト夫妻が内装を手がけたヘルシンキの伝説的なレストラン1937年創業「サヴォイレストラン」の内装の為に考案され、翌年にはパリ万博のフィンランドパビリオンで発表され注目を集めます。同作は現在でも「サヴォイレストラン」で使用され、その他多くのアルテック社家具と共にレイアウトされています。
点灯しない日中もオブジェの様な佇まいで空間を演出してくれるペンダントライト。製造時に接合を施さない一つの真鍮により作られ、「スツール60」のデザインにも見られる様なアアルトの拘る美しい曲線美を感じ取る事が出来ます。シェード下部は少し内側に絞られたフォルムで、故に上部の曲線がより強調されています。開口部から光が放たれ眩しさを抑えた構造は、夜の長い北欧の地で発展した照明デザインに多く見られる特徴。またシェード開口部に刻まれた穴から光が輪のように分散され、シンプルなフォルムの中にもディティールへの拘りを感じさせてくれます。
同シリーズには複数のカラーバリエーションが存在し、素材もスチール製と真鍮製がございますが、今回はシェード外面をクリア塗装、内面にホワイト塗装が施された真鍮製「ブラス」が入荷致しました!真鍮仕様には無塗装のモデルもございますが、性質上経年により表面が酸化し変色。また素手で触ると指紋の痕が磨いても落ちにくいというデメリットがあります。しかしながら、こちらのクリア塗装は経年変化こそないものの、煌めくゴールドカラーをながく楽しめるコーティングが特徴!「ゴールデンベル」の愛称の通り、エレガントな雰囲気を保つ事が出来ます。
飽きの来ないシンプルなデザインは、北欧テイストのインテリアは勿論、モダン・ナチュラル他、幅広いインテリアテイストと馴染みますので、家具選びやコーディネートに不安のある方でも安心!またあなたが初めて選ぶデザイナーズアイテムとしてもオススメの逸品です。コンパクトなサイズ感は手狭な日本の住宅事情に優しく、お一人暮らしの方にもオススメ!歴史的デザイナーの名作照明になりますので、即完売も予想されます。現品限りの在庫となりますので、ご注文はお早めに♪