artek Fan Leg Coffee Table
こんにちは。学芸大学店の本日のブログでございます。北欧家具好きの皆様、“ アルテック artek ”といえば北欧を代表するフィンランドのファニチャーブランドですが、アルテックと聞いてどの家具を思い浮かべますか?スツール60?Lレッグのテーブル?様々なモノが頭に浮かんだ事と思いますが、どれもこれもシンプルで無駄が無く、曲線を活かしたモダンなデザインの家具ばかりかと思います。そんなアルテックの、既に廃盤となっているレアなテーブルが入荷致しましたのでご紹介させて頂きます。
Fan Legの優美な魅力
>>この商品の詳細を確認する 本日ご紹介させて頂くのは“ファンレッグ コーヒーテーブル Fan Leg Coffee Table”という名のこちらのテーブル。2018年に販売が終了しており、中古市場でもなかなか出回らない希少なテーブルとなっております。アルテックといえばデザインはもちろん、フィンランド生まれの20世紀を代表する建築家“アルヴァ・アアルト Alvar Aalto”。
特徴はなんといってもこちらの脚。アルテックといえば冒頭でも書かせて頂いた特殊な加工技術で曲げた脚、通称「L-レッグ」が有名ですが、こちらは「Fan Leg(ファンレッグ)」「X Leg」と呼ばれる、その曲げ木の技術を発展させた扇形の脚になります。加圧・加工によってより堅牢な造りとなっております。
ファンレッグによるその姿はまるで工芸品の様な上品さと優美さが備わっております。ですが、アルテックならではの無駄の無いシンプルさもしっかり残っています。お部屋のアクセントとして、主役として、存在感がある逸品。どんな家具と合わせるのか、想像しただけでお部屋作りが楽しくなりそうです。
そして90cm四方の天板は広々としており、杢目の味わい深さを存分に楽しむ事が出来ます。また、天板に少しかかるファンレッグが綺麗ですね。高さは57cmとダイニングテーブルとしては低めですが、ソファやイージーチェアと一緒に使うことでその悩みも解消できます。設置する空間を問わないのは嬉しいポイント。
ビンテージ品も存在するようですがこちらの刻印シールだけでは判断できず、製造年等は不明となります。しかしながらコンディションにも大きな問題はございません!それに、なかなか見ないこのシールが希少性を高めてくれていますね。
いかがでしたでしょうか?機能的で美しいL-レッグとは違った、扇形の脚「FAN レッグ」の上品な美しさはお部屋をグンとセンスアップしてくれること間違いなしです。次の入荷はいつになるのか全く想像できない希少なアルテックのテーブル、是非この機会にいかがでしょうか?また、現在開催中のこちらをデザインしたアルヴァ・アアルトについての展覧会もレポートにてご紹介させて頂いておりますので是非こちらもご覧ください!→
>> アイノとアルヴァ 二人のアアルト 」展へ行ってきました!~ 展覧会レポート ~