artek
Partition 100 / Screen 100B
Designed by Alvar Aalto
仕切るためだけじゃない、2mのスクリーン。
家具を探していると、椅子やテーブル、キャビネットなどはたくさんの選択肢がありますが、パーテーションを家具としてデザインしているメーカーは、実はそれほど多くありません。
そんな中で今回入荷したのが、アルテックの「Screen 100B」。
1936年にアルヴァ・アアルトによってデザインされた、アルテックを代表するスクリーンです。
空間に合わせて変わる間仕切り

実物を目の前にして、まず気になったのがその構造。
細いパイン材を一本一本並べ、ワイヤーでつないだ蛇腹状のつくり。真っすぐに広げることもできますし、角度をつけて曲げることもできます。

パーテーションといえば、Herman Miller社のものも人気がありますが、実際にScreen 100を見てみると、木の一本一本の細さがかなり目を引きます。
板の幅が細く、数も多いからこそ、曲げたときに細かな角度をつけることができる。実際に動かしてみても、置く場所に合わせて形を調整できる自由度の高さを感じました。

そして実際に広げてみると、見た目以上にずっしりとしているのも印象的でした。
W200cmという長さもあるので、壁を利用して置いてみると、部屋の一角をしっかりと隠すことができます。
ここで便利なのが、パーテーションならではの「完全な壁ではない」というところ。

暮らしていると、ハンガーラックやストック品、仕事道具など、必要だけれどできれば見せたくないものも出てきます。
そんな生活感の出やすいものを、壁を新しくつくることなく隠せる。
しかも、必要がなくなれば蛇腹を閉じてコンパクトにしておける。大きな2mのスクリーンでありながら、使わないときには存在を小さくできるのも魅力です。

アアルトは、木という素材を使いながら、家具そのものだけでなく、それが置かれる空間との関係まで考えたデザインを数多く残しています。
Screen 100も、単に視線を遮るためのものではなく、使う人が自由に形を変えながら、空間との関係をつくっていけるデザイン。
1936年に生まれたものとは思えないほど、今の暮らしにも自然に取り入れられるのは、こうした柔軟さがあるからなのかもしれません。
空間を仕切る。生活感を隠す。必要がなくなれば畳む。
パーテーションとしての実用性を持ちながら、置き方そのものを楽しめる。
そんなところに、Screen 100Bならではの面白さがあるように思います。































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