artek
TEA TROLLEY 900
アルテックの創設者であり、建築家兼プロダクトデザイナーのアルヴァ・アアルト。1935年夫婦で創業し、フィンランド特産のバーチ材とそのバーチ材の積層合板を高い曲げ木技術で、次々と美しく洗練されたプロダクトを世に輩出した老舗アルテック。
使う楽しみとインテリアとしての魅力を兼ね合わせた名作となります。是非ご覧ください。
パリ万博でデビューしたアルテックでも初期のプロダクト
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1937年のパリ万博で発表されたティートロリー。世界44ヶ国が参加し、半年間の開催で3100万人が訪れたフランス パリの万国博覧会。
テーマは、「近代生活における芸術と技術」。まさにそのテーマに沿ったプロダクトがこのアルテック社のティートロリーだと思います。
アルヴァ・アアルト氏は、日本国内でも大変人気がありアルテックのみならずイッタラなどからもプロダクトが輩出され、北欧の賢人と異名を持つデザイナーです。
今回のティートローリー900は、天板にブラックのセラミックタイルを配し、耐熱性も高くそのままテーブルトップに熱いマグなどを置ける仕様。
平均気温の低いフィンランドらしい商品ですね。もちろん飲みかけが飛散してもさっと拭きとれるのも便利です。
北欧名産のバーチ材を木目を揃えて幾重にも重ねた積層合板を、アルテックの高等技術で曲げ、美しいフレームが形成されています。
ハンドルは非常に素朴ながら愛らしさを持ち、ホイールはプロダクトの中心と言えるほど大きくインパクトのあるデザイン。
随所に北欧、アルテック社の独自の技術が取り入れられ見る者を引き付ける魅力を放つプロダクト。
バーチ材の手や肌から伝わる柔らかく優し気な木肌。静かに佇みつつ、移動する際のスムーズな動作。デザインだけでなく全てにアアルトの渾身のデザインが組み込まれた逸品。定価がとても高額である事にもうなづける名品。
感性に訴えかけてくるデザインと豊かで優雅なリビングライフを支えるアアルトの名作です。是非ご注目くださいませ。