artek
stool 60
シンプルな美しさを兼ね備え、人々の生活をより良くし美しく彩ってくれるフィンランドデザインの家具。
シンプルなデザインの中に光る造りの良さと素材の良さは時代を超えて愛され続けています。
本日はそんなフィンランドの家具から、一切の無駄を省いた究極と言えるスツールをご紹介させていただきます。
唯一無二の存在感
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有機的なフォルムながら素材の温もりを感じさせるスツール。
デザインを手掛けたのは20世紀を代表する世界的なデザイナー、アルヴァ・アアルト。
プロダクトデザインだけでなく、建築から家具、ガラス食器などの日用品のデザイン、絵画と幅広く活動していたことで知られています。
そんなアアルトが3人のデザイナーと共に始めたのが、北欧を代表する家具・照明メーカー、アルテック。
Art(芸術)とTechnology(技術)を掛け合わせ命名されたアルテックは現代まで、その名の通り素晴らしいプロダクトを作り続けてきました。
北欧の近代建築家としてもっとも影響力があった1人であるアアルトは、モダニズムに対する人間的なアプローチで多くのデザインを手掛けています。
その代表として知られる名作家具が今回ご紹介させて頂くスツール60になります。
そしてこちらは2011年のクリスマスに数量限定で生産された逸品。
座面には同じく北欧のデザインハウス“marimekko”のマイヤ・イソラ デザイン、ピエネット キヴェット生地が張込まれた特別な1脚となります。
絵に描いたようなシンプルなフォルムのスツールですが、眺めれば眺めるほどに不朽の名作であると感じられる完成したデザイン。
スツール60の脚に使われているのはフィンランド産のバーチ無垢材。
シンプルなデザインながら温もりを感じさせる箇所でもあります。
通称「 L レッグ 」と呼ばれる柔らかな曲線を描く脚は、バーチ無垢材の上部に切り込みを入れ薄い板を挟み加圧して曲げるという特殊な曲木技術で加工されています。
積層合板にした無垢の美しい脚は、美しさだけでなく強度にも優れています。
デザインだけでなく強度の面の実用性も叶え、まさにアアルトデザインと言えるポイントです。
機能性と実用性。ナチュラルな色合いとシンプルさ。
素材感を最大限活かした高いデザイン性は、美しく調和しどんな空間にでも馴染んでくれます。
シンプルながらもマリメッコの生地がプラスされ、際立つその独特な存在感はインテリアのオブジェとしても重宝します。
空間に溶け込みながらも、自然と居心地の良い場所を表現してくれる小さな名作のご紹介でした。