ARABIA
Runo

私が家具に興味を持ち調べ漁っていると、次に目を惹かれたのは、マグカップやティーカップ。
アンティークやビンテージ品、デザイナーや現代作家の作品と呼ばれるもの、陶磁器のメーカーとアパレルブランドとのコラボ品などなど、気になるものは星の数ほどあります。

その中で、いつの日か、生涯使い続けたい自分だけのスペシャルなアイテムが欲しいものです。

本日は、北欧で誕生したエスプレッソカップとソーサーをご紹介いたします。

冬の訪れに、スペシャルなセット

1873年の創業以来、日本をはじめ世界各国で高い人気を誇るフィンランドのセラミックメーカー"アラビア ARABIA"から発売されているアイテム。

戦後、北欧モダンデザインというジャンルが形成されるにあたり、美しさと実用性を両立させたテーブルウェアが注目を受け、アラビア社も世界に名を馳せるようになりました。

日常に寄り添った機能美に優れるキッチンウェアから、アートデパートメントによる一点ものまで、セラミックを通じて暮らしを豊かにしてくれるブランドです。

こちらは、そんなアラビア社の人気シリーズ"ルノ Runo"。

フィンランド語の「詩」を意味する言葉で、四季をイメージした趣のあるパターンがデザインされています。

四季の中でも冬限定で販売されていた、フロストベリーと呼ばれるパターンです。

デザインを手掛けた"ヘイニ"は、霜がかかったピヒラヤ(ナナカマド)をモチーフに、木にフローズンベリーが生っている様をデザインしたそう。

手描きの原画を転写した、儚く繊細なタッチの線は冬のイメージにぴったりです。
鮮やかな赤の色味も相まって、ホリデーシーズンを想像してワクワクしてしまいます。

同社のアイコニックな存在である、パラティッシ、スンヌンタイシリーズと同じシェイプにデザインが施されています。

生活に取り入れやすく、使っていると心が、時間が、空間までもが優雅に豊かになりそうです。

アラビアというブランドのネームだけでも製品の品質は担保されていると言っても過言ではありません。

公式では、現在廃盤となっているこちらのアイテム。

現在当店では、同柄の物が2つ在庫しております。

これから来る冬に一緒にお茶したい誰かとお揃いにするのも素敵です。