AMERICAN SEATING COMPANY
Folding Chair
歴史を刻んで風合いを増した佇まい。
自然の温もり残る古木から造られる温かな表情。
ノスタルジックながら当時としては革新的であったであろうフォールディングギミック。
20から40年代頃の古き良き米国に生まれたAMERICAN SEATING COMPANYの椅子。
ダイニングチェアとしては勿論の事、ホールチェアやドールチェアなどの空間演出としてもその存在感を遺憾なく発揮してくれるそんなビンテージの風合いを纏った一脚のご紹介です。
ビンテージの風合いを纏う一脚
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1886年創業の米国老舗家具ブランド『アメリカンシーティングカンパニー AMERICAN SEATING COMPANY 』。
ミシガン州に拠点を構え、学校や教会等の公共機関の椅子を製造してきた130年以上の歴史を持つメーカーです。
永くアメリカのパブリックシーンを支えてきたその技術は確かなもので、ニューヨーク市のラジオシティ ミュージック ホールやメトロポリタン オペラ、ボストンのフェンウェイパークなどの米国のさまざまな著名な会場で使われております。
そんな同社が20年から40年代に製造していたフォールディングチェア。
常設の施設からイベント祭事などの会場等、幅広いにニーズに応える為に、使用しない時は畳めばかなりコンパクト、そして持ち運ぶストレス軽減の為に軽量設計と機能面が大変充実していることが伺い知れます。
同時期に爆発的人気を誇っていたクラリン社のフォールディングチェアとも差別化が図れている木製仕様。
個人的には素材感や自然の温もり、ビンテージ感が色濃く感じられるAMERICAN SEATING COMPANYの椅子が好みではあります。
そして特に面白いのがこのフォールディングギミック。
背もたれを前に倒していくことで前転するかのようなムーブで小さく折りたたまれていく姿は、様々な折りたたみ椅子が存在する現代でも目を見張るものがあります。
折りたたまれた後のデザインもとても可愛く、しまっておくには少しもったいない気もしてしまいます。
また数々の時代を超えてきたであろうビンテージならではの雰囲気、古木の質感なども垂涎です。
程良くアールの効いた背もたれと座面が心地よいリズムを生み出し、どこかミッドセンチュリーのような佇まいを感じさせてくれますね。
米国家具でお馴染みのステンシルもクールにその背中を飾っております。
Twilight Lodge....
山荘やホテル等で使用されていたのでしょうか。
目を閉じれば当時の情景が浮かびあがってきそうな所もビンテージ家具のひとつの魅力ですよね。
そこに置いてあるだけで空間を変えてしまう程の存在感を放つビンテージの風合いを纏う一脚。
ダイニングチェアとしては勿論の事、ホールチェアやドールチェアなどの空間演出としてもその存在感を遺憾なく発揮してくれるでしょう。