Africa
Senufo stool
遂に待ち望まれていた夢の対決が実現します。
アフリカ・コートジボワールの先住民族・セヌフォ族のスツールとセヌフォ族のスツールという同門対決。
なにを持って勝敗を決めるのかは定かではありませんが、おそらくは先に売れた方が勝者となるのでしょう。
果たしてどちらが勝者となるか? 過去に脚を負傷した小振りなセヌフォスツールか? それとも体格差を活かした、取っ手付きのセヌフォスツールが勝つのか?
それではゴングの開始です!!
夢の対決・ セヌフォスツール VS セヌフォスツール!!
まずは、睨み合うセヌフォスツールとセヌフォスツール。お互いに牽制し合っているのでしょう。体格差は歴然です。取っ手付きセヌフォの方が一回りも二回りも大きい!! ですが俊敏さは小さなセヌフォの方が勝っています。(※そしてもう面倒くさいので、以降はセヌフォスツールのことをセヌフォと呼びます。)
短い脚、背の低さなど、可愛さでは小さなセヌフォに軍配が上がるでしょうか? しかし、待ってください。大きなセヌフォの凛々しい姿も負けてはいません。さらにコッチには必殺の取っ手がありますからね!!
まず仕掛けたのは取っ手のセヌフォ。自慢の取っ手を突き出してきます。何せ小さいセヌフォには無いものですからね。そして広い座面もいいだろう?と言わんばかりに座面を見せてきます。コイツは自分の魅せ方をよく知っています。ベテランですよ!コイツは!!
さらに広めの座面を活かして、座面に小物や植物などを乗せれば可愛い。チャーミングな一面も持っています。
持てるぜ。俺は持てるぜ! そうです、取っ手があるってことは持てるんですよ!! 楽だぜ~、俺は移動もしやすいぜ~。そう言っているかのようです。
動じません。挑発されても小さなセヌフォは動じません。大きな取っ手セヌフォの猛攻の中で、反撃のチャンスを伺っているのでしょうか?
そして、反撃の開始です。まずは座面から見せる小さなセヌフォ。塗装が施された取っ手セヌフォとはまた違った、木材そのままのナチュラルなカラーが魅力。削りだされた座面の歪ながらもクラフト感溢れるハンドメイドの温かみを感じます。
小さな観葉植物と並んでもこの大きさ。横幅30cm・高さ15cmの小さなセヌフォ。スツールとしての使い方はもちろん、オブジェとしても活躍しそうです。
そして、小さなセヌフォは前足に古傷を抱えています。レザーベルトを巻き、その上から釘で修復を行っています。過去に怪我は負ったものの、今では脚も治っています。問題ありません!!
大きな取っ手セヌフォよ。持てるって? 取っ手があるから移動が楽だって? 持とうと思えば、俺も持てるぜ!! それもセカンドバッグみたいにな!! 軽いから小脇に抱えられるぜよ!俺は!
戦いが終わっての一枚。お互いの実力を認め合ったセヌフォスツールたち。取っ手セヌフォは小さなセヌフォを背に乗せています。大丈夫!!二人はもう仲良しですよ。
ふたつの魅力的なセヌフォスツールたち。 ハンドメイドで作られたスツールはひとつとして同じ形のものがなく、それぞれ大きさや丸みの違い、また滑らかさや杢目の違いなど、個体によって同じセヌフォスツールでも独自の魅力を持っています。
普通の椅子と違って商業目的ではなく、セヌフォ族が自分たちの生活にために作ったスツールです。
アフリカの先住民族が作る家具やアートには原始的な力強さと人間味あふれる温かみを感じさせてくれます。
アフリカ セヌフォ族 スツール 腰掛け 取手付き プリミティブ クラフト 民族 ♪
アフリカ セヌフォ族 スツール 腰掛け プリミティブ クラフト 民族 ♪