STEELMASTER
Desk Chair
実用第一に造られていて無機質な見た目をしたオフィス家具。
しかし、それがアメリカビンテージ品となると印象が変わるのではないでしょうか。
一切の無駄を省きながらも不思議と人を惹きつける魅力があります。
何故だかカッコイイ
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検索を掛けてもその情報がほとんど出てこない「ART STEEL COMPANY アートスチールカンパニー」。
1950年~1960年頃の短い期間に主にスチール製品を手掛けていたと思われるメーカーです。
スチールキャビネットやボックスを数点確認できますが、インダストリアルな製品が多い印象です。
そんな中でもこちらは同社のブランド「STEELLMASTER スチールマスター」のビンテージのデスクチェアです。
オフィスで使われる事を前提に作られたと思われるデスクチェアですが、何故だか’’カッコイイ’’と感じさせる魅力がある1脚。
古き良きアメリカの刑事ドラマなどに出てくるオフィスシーンを思わせるいかにもなデザインです。
光沢がありハードな触り心地の樹脂製のアームレスト。
やや前上に傾いた設計で、お仕事中でもリラックスできて気分も上を向きそうです。
またリクライニング機能付きな点も嬉しいポイント。座面の下についたコックを絞ることで強弱が付けられる構造となっています。
実際に座ってみた感想として、見た目よりもかなり後方に傾斜が掛かり、身体全体が倒れ込む印象。
しっかりと反発のあるクッション性の高いシートにより長時間の着座も疲れにくく、安定した座り心地を実現しています。
さらにデスクチェアに欠かせないのが昇降機能。
写真にある、マイナスビスが付いたカップを捻じることで調節が可能です。
こういったビンテージならではのアナログな造りがまたたまらなくカッコイイですね。
アメリカのスチール家具はしばしば’’合理的な家具’’と言われる事が多いです。
’’デザインされていないデザイン’’。必要な機能だけを求めた結果の造形です。
しかし単に機能的なだけでなく’’カッコよさが加われば、自然と仕事のモチベーションを上げてくれそうですね。