Asian furniture
Bar counter cabinet
見る度に想像の膨らむ家具というのがあります。それが、「彫り」の施された家具!
UKビンテージのバフェや軽井沢彫箪笥など、職人により見事な彫りが施された家具を何度かご紹介してきましたが、見応えのある家具がまたまた入荷してきました。
本日は写真盛り沢山でご紹介いたしますので、是非最後までお付き合い下さいませ!
彫りを見ながらお酒を楽しむ
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今回入荷したのは、チーク無垢材を贅沢に使用した滑らかな光沢が美しいキャビネット。残念ながら詳細の特定は出来ませんでしたが、恐らく極東のいずれかの国で作られたものかと思われます。
脚部は猫脚のように丸く削られ、全体のフォルムもソフトなアウトラインで構成されていますが、その上に息を呑むような緻密さの彫りが施されているんです!
まずは正面から。上部には塔を望む川と橋、下部は左右にまた異なる塔が2つ描写されています。
橋の上で手を取り合う男女(恐らく)と、果物をつつく船乗りの絵です。いや、花かも知れませんし、2人の邪魔をしようとしているようにも見えますね。
なんにせよ想像が膨らむ図です。風景の中で手前に来るほど彫りが浅く、奥に行くほど彫りが深く彫られているので、ちょうど船乗り付近のコントラストが強く目を惹くように工夫されています。
橋の径間部分や衣服のしわまでしっかり描写され、奥ゆきと情景が伝わってきますね。しかしこのキャビネットのすごさは彫りだけではないのです。なんと天板を開けると…
大容量&親切な細工付き!なバーカウンターに早変わり。ボトルデザインが四角柱でも円柱でもOKな収納スペース付きなバーカウンターキャビネット、あまり見たことのないユニークさです。
先程の船乗りの彫りが施された部分も手前に引けばちょっとしたテーブルになるので、晩酌にぴったり。予想外な形態に変化するギミックが隠された家具、ロボットみたいでわくわくしますね。
下部は開き戸収納になっているので、重い酒瓶などを入れて頂くのに便利です。
種類バラバラのお酒を並べると印象も分散してしまいますが、このキャビネットに詰め込めば景観を崩さずお酒が楽しめます。
彫りの紹介に戻ります。なんと前方角部分には2匹の龍が!インドや中国では神話に登場する神聖な存在なので、かなり縁起の良いキャビネットですね。
ぎょろっとした丸い目の迫力がすごい。龍の口から吐かれた煙も、把手の掘り込み部分にまでしっかり表現されています。
お気付きかも知れませんが、把手があるという事はここも開きます。ここを開くとびっくり!
なんとグラスホルダーになっているんです!至れり尽くせりですね。デッドスペースを生まないぞという気概を感じます。
両サイド各3段ずつ、全6個のグラスを収納することが可能。ワイングラスってどこに置いても割りそうになるので、グラスホルダーがあるのはありがたいです。
最後です!両側面部分にも塔の彫りが施されているのですが、ここも収納になっています。
奥ゆき約8cmとスリムな棚収納ですが、細いリキュール瓶やカクテルツールを仕舞うのにぴったり。並べて置けるので、あれどこにやったかな…現象も無くぱっと手に取れます。
細かな彫刻や盛り沢山の収納と打って変わって、後ろはすっきり。壁付けにして、彫りと収納を楽しむのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?彫りを見ながらお酒が楽しめる、大容量のバーカウンターキャビネット。
お酒好き、そして美術好きの方に是非ともおすすめの逸品です。この機会に是非ご検討下さいませ!