eilersen
STREAMLINE Couch sofa
ソファって、一番素の自分を受け止めてくれる家具なのかもしれません。
楽しいとき、嬉しいときはもちろん、なんとなく寂しい夜や、ちょっと落ち込んでしまった日も。
誰かに話すほどではないけれど、ひとりで抱えていると少し重たい気持ちも、ソファに体を預けているうちに、いつの間にかほどけていくことがあります。
何も言わず、何も聞かず、ただそこにいてくれる。
そんな場所が家にひとつあるだけで、「今日はもう頑張らなくていいか」と思える瞬間が増える気がします。
どんな感情の日も、どんな姿勢でも、優しく受け止めてくれる。
そんなソファが一台あると、家に帰ってきたときに、ちょっとほっとできる気がします。
端正な佇まいと、ゆったりとした余白を楽しむアイラーセンのカウチソファ

今回紹介するのは、デンマークの老舗ソファブランド「アイラーセン|eilersen」の「ストリームライン|STREAMLINE」。
1895年創業のアイラーセンは、馬車の製造から始まり、のちに乗り物のシートメーカーとして培った技術を家具作りへとつなげてきました。
現在はアクタスで取り扱われ、日本でも長く愛されているブランドです。
こちらは2Pソファとシェーズロングを組み合わせたカウチタイプで、参考価格は合計約57.5万円。

座面に腰を落とすと、まず感じるのは、ふわっと受け止めてくれるようなゆとり。
背もたれにもたれかかって本を読んだり、シェーズロングに足を投げ出して映画を観たり。
その日の気分に合わせて、身体の向きや座る場所を変えながら過ごせます。
例えば休日の午後、読みかけの本を手元に置いて、音楽を聴きながらぼんやりする。
そんな、急ぐ必要のない時間をつくってくれそうです。

柔らかな座り心地とは対照的に、フレームにはほどよくハリがあります。
そのおかげで全体の輪郭がぼやけず、端正な印象を保っているのも魅力。
特に後ろから見ると、2Pとシェーズロングの境目にキレイな陰影が生まれ、ひと続きの大きなソファでありながら、パーツそれぞれの存在感もしっかり感じられます。
正面から座るだけではなく、部屋の中に置いた姿まで眺めたくなるソファです。

そして、このソファをよりすっきり見せているのが、クッションとフレームに施されたパイピング。
柔らかなファブリックの中に輪郭をつくることで、全体のシルエットがきゅっと引き締まっています。
カバーは取外しができるので、お手入れしやすいのも嬉しいところ。
毎日使う家具だからこそ、見た目だけでなく、気負わず使い続けられるところも大切です。

グレーのファブリックとシルバーの金属脚という組み合わせも、合わせるインテリアを考えるのが楽しいところです。
脚部の金属を拾って、アイアンやビンテージ家具を合わせれば、無骨でかっこいいインダストリアルな空間に。
ガラスや金属のアイテムを多く取り入れて、透明感のあるモノトーン系でまとめるのも似合いそうです。
少し大胆に壁を黒くして、グレーのファブリックを浮かび上がらせるのも面白い。
すっきりとした形だからこそ、少し攻めた空間にもすっと馴染んでくれます。

高級感のあるソファというと、つい「きれいに使わなくては」と身構えてしまうことがあります。
でもこのストリームラインには、そんな堅苦しさがありません。
整った輪郭の中に、柔らかなクッションと少しラフなファブリックがあって、そこへ身体を預けるとちゃんと肩の力が抜ける。
きちんとした佇まいと、気負わず過ごせる心地良さ。
その両方を持っているからこそ、きっと毎日の色々な時間を受け止めてくれるはずです。
家に帰ってきたとき、ふっと身体を預けたくなる。
そんな一台になってくれそうです。































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