Takayama Wood Works
SC3K Captain chair
長い年月をかけ技術革新を積み重ね、伝統文化を受け継いできた歴史ある飛騨の木工。
その技術と知識は現代の家具デザインに活かされ、日本の洋家具として世界から注目を集める誇るべき産業となりました。
そんな長い歴史を持つ飛騨の木工技術と、選び抜かれた天然木材を融合させた家具造りを行う“Takayama Wood Works 高山ウッドワークス”から、“SC3K キャプテンチェア”のご紹介です。
飛騨の匠が作った洋家具
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「100年テーブル&チェア」をコンセプトに、飛騨高山の木工職人とデザイナー岩倉榮利の出会いによって始まった“Takayama Wood Works 高山ウッドワークス”。
こちらは、イギリスのウィンザーチェアを日本の風土に合わせてアレンジされたキャプテンチェアです。
ウォールナット無垢材とオーク無垢材の美しいコントラストが特徴で、飛騨家具の源流にある『和』の雰囲気を残したデザインは、時を経ても色あせません。
技術革新を積み重ね受け継がれ続ける「飛騨の匠」の美意識と技術。
荷重を支える脚部やスポーク部分は硬くて丈夫なオーク材、座面やアームといった人の肌に触れる部分はウォールナット材。
構造的に使い分けられることによって、最高の座り心地を生み出します。
僭越ながら、私も座らせていただきました。
肌に触れるウォールナット材特有の滑らかな木肌。アームの先端をずっと撫でていたくなるような触り心地でした。
一見、線が細く華奢に見えるスポークバックも頑丈でしっかり身体を預けられました。
スポークのおかげで背面の通気性が良く、長時間座っていても熱がたまらず心地よい座り心地です。
私が最も驚嘆したのは、座面です。
「座刳り」という技法によって滑らかな凸凹に削り取られ、お尻の当たりが非常に柔らかく感じました。
長時間座っていてもお尻が痛くならない、木の椅子とは思えない程の座り心地を実現しています。
日本屈指の職人だけが持つ高度な加工技術がなせる椅子といった感想です。
こちらの椅子は、釘やビスなどの金属を使わず組み上げる「ちぎり」という技法で作られています。
スリットを入れ、本体の木目と交差するよう別のパーツの木材を挿入し繋ぎ合わせるという技法です。
カットした面の挽き目が残り、意匠としても美しいです。
軽くて頑丈に仕上がっており、まさに木を知り尽くした職人ならではの技法です。
日本が誇る最高品質の飛騨家具。それは共に長い歳月を過ごすのにふさわしい家具です。
「飛騨の匠」の技は、木が持つ歴史と力強さを感じられる温かみのある椅子です。
是非、この機会にいかがでしょうか。